逆転のトライアングル/どれだけお金を持ってても

コメディ
この記事は約2分で読めます。

逆転のトライアングル

Triangle of Sadness/監督:リューベン・オストルンド/2022年/スウェーデン・フランス・イギリス・ドイツ

マスコミ試写で鑑賞。公開は2023年2月23日です。2022年、第75回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。原題『Triangle of Sadness』は、皺のある眉間のことで、整形でここを治す人がいるとかいないとか、そんなような話を人づてに聞きました。

あらすじ:豪華客船で一悶着。

ネタバレはありません。

ファッションモデルでインフルエンサーのヤヤ(チャールビ・ディーン)と、落ち目のモデル、カール(ハリス・ディキンソン)は、豪華客船クルーズの旅に出ます。ところが……。

初っ端から意地悪な笑いがてんこ盛りなんですよ。『Triangle of Sadness』の意味も早々に教えてくれます。私、こういう底意地の悪いコメディ映画大好き。一癖も二癖もある登場人物たちが、あれやこれやと大騒ぎ! ちなみに船長はウッディ・ハレルソンです。

リューベン・オストルンド監督の映画、『フレンチアルプスで起きたこと』(2014年)も『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(2018年)も観ていないので、観てみようと思いました。私にとってはトッド・ソロンズ監督の意地悪さとちょっと似た感じに思えて、リューベン・オストルンド監督がこういう作風なら、たぶん『フレンチアルプスで起きたこと』も『ザ・スクエア 思いやりの聖域』も面白く観られるんじゃないかなと思って。

細かいところのおもしろさがめちゃくちゃたくさんあり、書いちゃうとつまらなくなるから書けないですね。物語が大きく動く重要なシーンはわざとカットされていて、でも何が起きたのかはわかるようになっています。どれだけ金持ちでも、何にもならないときってあるんだよ。ラストシーンでかかる音楽良かったな〜。ゲロを吐くシーンがある面白い映画です! 2023年上半期は面白い映画がたくさんあって忙しいですね〜! ラストの解釈が分かれそうだから、観た人は教えて下さいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました