グランド・ジョー/俺がなんとかしてやれたら

人間ドラマ
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グランド・ジョー

Joe/監督:デビッド・ゴードン・グリーン/2013年/アメリカ

アマゾンプライムビデオで鑑賞。

あらすじ:少年と交流します。

ネタバレしています。注意書きはありません。

ニコラス・ケイジは前科もちで、でも今は真面目に働いています。土木作業員の責任者をやっている。そこへ、父親(ゲイリー・プールター)から日常的に暴行を受けているタイ・シェリダンが仕事をもらいにやってきて……というお話。このころのニコラス・ケイジ映画の中では評価が高い方かも?

ゲイリー・プールターがわりと本気でクズ野郎で、子供を殴るし仕事はしないし飲んだくれてるし、挙句の果てには人を殺してしまいます。あんまり後先考えていないようす。子供を殴る人が後先考えているわけはないです。
いろいろあってニコラス・ケイジタイ・シェリダンはぐっと距離を縮めます。談笑している姿を観ていると、タイ・シェリダンの父親がニコラス・ケイジだったら良かったのにな……とも思うわけです。ニコラス・ケイジも、まあまあ、褒められた人間ではないですが……。

ふたりの人生が交差し、そしてまた離れていく、交差した一瞬にだけあった、疑似親子愛のようなもの。このあたりをあんまりしつこすぎずに描いているのは良いと思いました。人間関係のゴタゴタを「殺して解決」というのは若干弱いかなと思いはします。でも、さきに書いたとおり、このころのニコラス・ケイジ映画の中では良い方ですね。骨太ってかんじ。

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