ガヨとカルマンテスの日々/ハイパーメディアクリエイター高城剛初監督・脚本・撮影、渾身の一作!

人間ドラマ
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ガヨとカルマンテスの日々

Dias de Gallo y Calmantes/監督:高城剛/2022年/日本

アマゾンプライムビデオで鑑賞。監督・脚本・撮影ハイパーメディアクリエイター高城剛、原作・芥川龍之介という謎の組み合わせ、さらに撮影地がキューバで俳優も日本人はいないというところと、予告を見たら絵が綺麗そうだったので観ました。

あらすじ:いろいろ逃げます。

ネタバレしています。注意書きはありません。

物語をショートカットするために頻繁に差し込まれるニュース速報のようすがめちゃくちゃで、最初の方だけそういう演出があるならまだわかるのですが、ラストまでその調子だったため驚きを超えて笑いが出てしまいました。キャラクターはどの人も中身がほとんど同じで、長台詞が多く(というかほぼすべて)、言ってみれば全部「高城剛」なんですよね。どうやら、高城剛氏のメルマガや著書で彼が書いていることそのままの内容らしいです。なるほどね……。

完全にロケ地勝ちで、綺麗かと思っていた映像は、「映像そのもの」が美しいわけではないんですね。独特の美しさをもつ街で撮っているから美しいという。ごまかされちゃってた。で、撮影はというと、人が話しているとき、マイケル・ベイ映画のように人物の周りをカメラがぐるぐるしたり、カットを切り替えてはいるものの人物の立ち位置がずっと同じで突っ立っているだけだったりですね。人が横並びになって話しているシーンが妙に多く、話の内容もふんわりしている雰囲気映画でした。高城剛氏が本気でやっているのであろうということはわかります。出馬でもするつもりなのかしら……。

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