シャイロックの子供たち/消えた100万円のゆくえ

人間ドラマ
この記事は約2分で読めます。

シャイロックの子供たち

監督:本木克英/2023年/日本

マスコミ試写で鑑賞。公開は2023年2月17日です。池井戸潤原作作品は初めてです。

あらすじ:お金が消えました。

ネタバレはありません。

東京第一銀行の長原支店で、現金100万円が消える事件が起こります。阿部サダヲは、上戸彩玉森裕太とともに事件の真相を探ることに……。

現金が消えた理由の出来事は物語の最初で起きるのですが、おい! って、おい! ちょっと待て! なんでそれやる? って思っちゃいましたね。それでうまくいくと思ったかい? 10億溶かして「ごめんなさい」で済ませようとするから、なんか面白くなっちゃいました。ごめんでは済まないんですけどね、そこで、この映画のリアリティラインがどのあたりに設定されているのかなんとなくわかりました。銀行を現実的に描いても、そう面白くはならないということなのでしょう。映画だしフィクションだから、それでいいと思います。

私はドラマ『半沢直樹』シリーズを観ていなかったのですが、この映画は『半沢直樹』が何かしらの形で存在する世界線のようです。

有名な俳優が出演しているためか、登場人物が結構多いことに対して混乱するとかはなかったですね。ストーリーもだいぶ整理されていて、私のような金融関係に弱い人でもすんなりわかるようになっています。今何が行われているのかのテロップも出るし易しい。全体的に易しい、ありがたい映画でした。

いっこだけ言うと、ポスターに「舞台は大銀行メガバンク!」とありますが、基本的にちっちゃい支店が舞台ですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました