ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー/よく出来た虚無

アクション
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

The Super Mario Bros. Movie/監督:名前/2022年/アメリカ

TOHOシネマズ新宿 スクリーン7 H-25で鑑賞。吹き替えしか良い時間がなく、まあアニメだからいいかと思って吹き替えで。

あらすじ:配管工の兄弟が異世界転生します。

ネタバレはありません。

※褒めていないので、褒める感想が好きな方は読まないでください。

物語としてはあらすじに書いたとおりです。異世界転生っていっても死んでるわけじゃないが……語呂が良かったんで……。で、ピーチ姫が出てくるけど、戦うお姫様ですね、時代だな。

よく出来てるなーと感心しながら観てたよ。細かいギャグが私にはぴんとこなくて、笑うところはなかったんだけど。それはともかくとして、このクオリティの映画を日本だけで作れていないのはとても残念なことだと思った。私は子供のころにスーパーマリオやったことあるし、懐かしいかんじだなっていうのもあって、それも良かった。

子供がターゲットなので、このくらいの感じの出来は、そうだねこのくらいだねって思うけど、なんでか古い曲が流れるなーって思ってた。親世代向けかな? 誰にでも勧められるいい映画だと思う。マリオ知らない人いないしね。あと、子供にとっては多分少しだけ怖いところとかあるから、それは良いと思う。この映画が届いてほしい人っていうのがいるなと思って、子供とか、かつて子供だった人たちとか、任天堂好きな人とかね。そういう人たちは別に私がわざわざ言わなくても観ると思うし、楽しめると思うし、それはとてもいいことだと思うよ。

私は別に逆張りしたいわけじゃないんだよ。私そういうのしないでしょ。単に私にとって虚無だっただけで、映画が悪いわけじゃない。私が悪いんじゃないかな。のりきれなかったっていうのはね、こっちのコンディションとかもあるし、整えて行けなかったのは私が悪いと思うよ。

コメント

  1. S川 より:

    アメリカで先行して公開されたとき「批評家の評価は低いが観客の評価は高い」
    というレポートがありましたが実際に見て納得しました。
    お話自体がすごく面白かったわけではなかったのですが、原作ファン向けの展開・演出・小ネタなどてんこ盛りだったのでなんだかんだで終始楽しめました。

    以前、ゲームクリエイターの桜井政博さん(代表作『星のカービィ』『大乱闘スマッシュブラザーズ』など)が自身のYouTubeチャンネルの動画で
    「ゲームの面白さはゲーム性(リスクを冒してリターンを得る駆け引きの楽しさ)の有無だけでは決まらない」
    という内容の話をしていて、その中で、漫画やアニメなどの原作があるゲームについて語っていたことを思い出しました。

    「版権ものやキャラクターもの、このジャンルはその作品のファンに向けた商品群として見るのがいいと思います。ゲームが面白いか面白くないかそのものより、その作品世界をしっかり楽しませることができるかどうかが重要視されます。逆に言えば、その作品のファンでもない人が評論するのはあんまり意味がありません。このジャンルにおいてゲーム性だけを語るのはヤボですね」

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