古の王子と3つの花/美しい恋のものがたり

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古の王子と3つの花

Le pharaon, le sauvage et la maitresse roses/監督:ミッシェル・オスロ/2022年/フランス・ベルギー

マスコミ試写で鑑賞。公開は2023年7月21日です。ミッシェル・オスロ監督作は『ディリリとパリの時間旅行』(2018年)と『キリクと魔女』(1998年)しか見ていません。なお、『キリクと魔女』の主人公の日本語吹き替えは子役の頃の神木隆之介です。

あらすじ:3つの話をします。

ネタバレはありません。

1.『ファラオ
「ファラオと結婚すれば、母親から不当な扱いをされなくなる。今のままでは母親が好き勝手してしまう」と言う娘ナサルサが、恋人に「だからあなた、ファラオになって」と割と無理難題をふっかける話です。恋人であるタヌエカマニは「君まで無茶を言うのか」とこぼしながらも、神々にアドバイスをもらうのですが……。

2.『美しき野生児
父親に邪魔者扱いされている少年が、地下に幽閉されている囚人とコミュニケーションを取る話です。囚人を逃した少年は、父親から処刑を命じられますが……。

3.『バラの王女と揚げ菓子の王子
国を奪われた王子が行き着いた先は、バラの王女の国でした。揚げ菓子屋の弟子となった王子はバラの王女に見初められ、どうにかして会う方法を考えるのですが……。

3本のおとぎ話が語られます。最近観た映画の中で、この映画と一番手触りが似ているのは『アラビアンナイト 三千年の願い』ですね。ミッシェル・オスロ監督作はだいたいこういうかんじなのかな、作風が固定されている気もします。それが作家性というやつでしょう。どちらかというと、ストーリーよりも映像を楽しむ映画なのかなとも思います。

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