ブラック・デーモン 絶体絶命
The Black Demon／監督：エイドリアン・グランバーグ／2023年／アメリカ
試写で鑑賞。公開は2023年6月2日です。
あらすじ：油田とサメです。
※ネタバレはありません。
海底油田の視察とバカンスのためメキシコにやってきたポールと妻、そして2人の子。町は閑散としており、活気がなかった。ポールは妻と子を残して油田に向かうが……。
一家が油田に集まらなければ話が始まらないので、ポール以外を油田に連れていかなければならないわけですね。そこの理由もするっと納得いく形で良いと思います。油田には先に人が何人かいて、巨大ザメと戦っているようす。
でも圧倒的にサメが強い。デカい。かなわない。油田にいた、サメと戦う男のひとりが「人間は欲張りすぎた。天罰だ」とか言うわけ。300回くらい聞いたようで、案外聞いたことの少ないセリフですね。サメがいる上に、でっかい爆弾が油田に仕掛けられていて大変です。
私はあまりサメ映画というジャンルに明るくなく、観たことがあるサメ映画は数えるほどです。せいぜい5本くらいじゃないかな？ この映画は社会派っぽい要素を入れてますね、巨大企業の闇！ みたいなやつ。で、サメよりはどちらかというと人間ドラマに重きを置いているのかなとも思います。サメがあんまり出てこないとも言う。出ないわけではないです。全体的には償いの物語ですね。ちょっとだけ不吉な感じで終わったのは良かったです。
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