もっと超越した所へ。/恋人はもういない

邦画
この記事は約5分で読めます。

もっと超越した所へ。

監督:山岸聖太/2022年/日本

こちらの記事は、2022年に書いたもっと超越した所へ。/恋人はもういない | 映画感想 * FRAGILEを一部修正して転載したものです。

試写で鑑賞。 私が好きなタイプの映画ではないかな? と思いつつ、自分から選んで観ることのなさそうな映画を積極的に試写で観るのもいいなと思って観ました。そしたらこれがもう面白くて……。

あらすじ:4組のカップルがいました。

ネタバレしています。本文中、ネタバレの前には注意書きをしています。クライマックスからラストの展開については書いていません。

外の世界が映るシーンもありますが、物語はほとんどが部屋の中で進んでいきます。もとが舞台の作品で、劇作家の根本宗子さんが今作の脚本も手掛けています。

冒頭で、お米が映るんですね。米の研ぎ方や選び方、レンチンのごはんなどで、4人の女性(前田敦子伊藤万理華黒川芽以趣里)の性格を見事にあらわしています。これを見た瞬間、「あ、私はこの映画を褒めるだろうな」と思いました。つかみが非常にうまい。

私はSexyZoneの菊池風磨くんをあんまり知らなくて、テレビで見る人だな、くらいの認識でした。

菊池風磨くんの役どころはヒモ(ミュージシャン志望だけど、日々配信でファンとキャッキャしてるだけ)です。前田敦子さんの部屋に転がり込んできて、ほぼ強制的に同棲をしてしまうんですね。私はツイートに「えっち」と書きましたが、ラブシーンがあるとかいう意味ではなく、もっと、なんというか少女漫画の男の子みたいなふるまいで、「こんなんされたら惚れるに決まっとるやろ!!!」と思いましたね。それは、キスの前に口が乾いたからと言って水を飲むところです。たったこれだけのことなんです。でもすごくセクシーに思えるし、相手のことを思いやっての行動だろう(口が乾いていると臭いですからね……)し、って思うと、たまらないですね。

話が少しそれますが、上のツイートをした日、Twitterのスペース機能を使っていたんですよ(スペース機能がなんのことなのかわからない方は検索してみてください)。いつもは多くて10人くらいのこぢんまりとしたスペースをやっている私ですが、この日はおそらく菊池風磨くんのファンであろうと思われる方が100人以上リスナーとしていらしていて、その中に、今作のプロデューサーの方(近藤多聞さん)もいらしていて、わー!! ってなりました。菊池風磨くんのファンの方たちから紫色(菊池風磨くんのメンバーカラー)のハートをいっぱいもらって、嬉しかったですね。

私はスペースでは映画の感想で忖度をしないことにしているため、本音で話していました、ネタバレしないよう気を使いながら絶賛していました。もう、何を話したのかちょっと忘れてしまったのですが、どなたかがスペースで私が話したことを文字起こししてどこかに載せていらっしゃるらしいので(どこに載せられているのかは私は知りません)、根性のある方は探してみてください。

そして、このことがきっかけとなったようで、公式に応援コメントを載せていただけることになりました。映画にコメント寄せるのが夢だったので、ものすごく嬉しいです。

こがけんさんの下に!!

さらに、他の方から「SexyZoneのコンサートのチケットがあるけど行きますか?」と声をかけていただきました。気分がすぐれなかったのと金銭的な問題でお断りしてしまいましたが、今思えば這ってでも行くべきでした。という話をツイートしたら、またまた他の方から、「ファンクラブに入るとチケットが比較的取りやすくなりますよ、12月に東京ドームでコンサートありますよ」とリプいただいて、なんと言ったら良いでしょうか、菊池風磨くんのファン、SexyZoneのファンの方はみんな優しい人ばかりなのかな? って思いました。

千葉雄大くんは、かなりかわいらしいお顔立ちの俳優さんだと思うんですが、そんな彼が吐露する本音がほんとうにほんとうにクズすぎて。4人いるクズ男のなかで、もしかしたら一番クズなのかも? と思いましたね。表情が、あんなかわいいお顔立ちなのにここまで憎らしく映るってすごいな……って。俳優さんってすごいなって。

※以下ネタバレを含みます。

クッションとしてひとつ、ネタバレなしのツイート貼っておきます。クライマックスで何が起きるのかは敢えて書きません。観てください。

「合わない人もいるかな」と書いたのは、クズな男たちは人間的な成長をほとんど見せず、女性陣が「私がちょっと我慢すればうまくやっていける!」と言って男たちを許してしまうという部分についてです。女が我慢すればいい、という考え方は、今の時代に合っていないように思います。女性は男性をケアするための性別ではありませんから。でも、この部分をうまく咀嚼できる方だったら、きっと今作は今年いちばんの映画になるのではないかな、と思いました。

もう1箇所、千葉雄大くんはゲイなのですが、「オカマ」と呼ばれることが多く、そこはかなり気になりました。千葉雄大くん自身が自分を「オカマ」と言うのは自虐として受け入れられますが、趣里さんが彼を「オカマ」と呼ぶのは、差別です。

と、気になるところは多少あれども、この映画はおすすめです。ヒットしてほしいですね。

タイトルとURLをコピーしました