エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
Everything Everywhere All at Once/監督:ダニエル・クワン ダニエル・シャイナート/2022年/アメリカ
マスコミ試写で鑑賞。公開は2023年3月3日です。ジェームズ・ホンが出ている! 嬉しい!
あらすじ:おばさんがマルチバースで大変です。
※ネタバレはありません。
こういう規模の大きなアクション映画で、主人公がアジア人のおばさん(というかミシェル・ヨーはもう60歳なのね……)で、活躍するという作品が出来たことが、すごいと思いますね。主人公・エヴリンの娘、ジョイ(ステファニー・スー)はレズビアンで、エヴリンはそれを受け入れられていないの。あらゆる宇宙にエヴリンがいて、ジョイがいる。いろんなエヴリンの姿を観られるだけでももう楽しいし、宇宙を行き来する方法がまた楽しいというね、これねあまり情報入れずに観た方が絶対いいと思います。だから私もあまり書きません。
コメディタッチなんですが、その手触りがちょっとだけ『銀河ヒッチハイク・ガイド』(2005年)に似ているな〜と思いました。ちょっとだけね。『銀河ヒッチハイク・ガイド』は宇宙を移動するとき、ソファになったりあみぐるみになったりするから。そういうところがちょっと似てるなって。でも、もし予習をするのなら、『銀河ヒッチハイク・ガイド』ではなく『レミーのおいしいレストラン』(2007年)を観てから挑んだほうがいいかと思います。とはいえマストじゃないよ。
私はオンライン試写で観てしまいましたが、大きい画面の方が絶対に面白いと思うので、劇場にも足を運ぼうかと思っています。なお、モザイクがかかるシーンがありますが、日本だけそうなっているわけではないようです。だからモザイクに文句つけないであげてね。