HOW TO BLOW UP/ヒーローか、テロリストか。

サスペンス
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HOW TO BLOW UP

How to Blow Up a Pipeline/監督:ダニエル・ゴールドハーバー/2022年/アメリカ

マスコミ試写で鑑賞。2024年6⽉14⽇(⾦) よりヒューマントラストシネマ有楽町、池袋HUMAXシネマズ、シネマート新宿ほか全国順次公開。FBIが「テロを助⻑する」と警告した注⽬作だそうです。

あらすじ:Z世代の環境活動家が石油パイプラインを爆破します。

ネタバレはありません。

テキサス州の石油精製工場。集まった8人の若者たちが爆弾を作り始めます。


環境活動家の破壊行動(抗議行動)で近年目立っていたのは、美術品を汚す行為だと思います。

環境活動団体、Declare Emergency所属のノースカロライナ州ローリー出身のティム・マーティン(54)とブルックリン出身のジョアンナ・スミス(53)よるこの抗議行動は、気候危機への注意を喚起することを目的としている。抗議者たちは、ジョー・バイデン大統領に対し、化石燃料に対する新たな掘削許可や、補助を停止するよう要求している。
(略)
広報担当者は、「私たちは、できる限り非暴力的な方法で、この状況がいかに悲惨であるかを伝えなければなりません。今回のような美術品をターゲットにした行動は、私たちの感情的な部分に訴えます。そのような状態になって初めて、自分たちを本当に救おうと思えるのです」とも話している。

引用元:ドガの彫刻を塗料で汚す。アメリカで環境活動家が抗議行動|ARTnews JAPAN

今回の記事タイトル、座りが良いので「ヒーロー」と書いたんですが、私はこれはテロリズムだと受け取りました。若干プロパガンダっぽいところもあるかなと。でも、「ここまでやらないと、世間は動かないし、知らないままだ」という主張があるとしたら、それもわかるわけです。

最近、Xで「差別や虐殺について何も考えていないわけではないが、発信することはできない」というような内容の投稿をしました。消したかもしれないです。それに対し、声を上げている人のひとりが「目を背けていることは、悪に加担していることと同じだ」というような内容のことを書いていました。

私は心があまり強くないし自分の生活で手一杯で、実のところ、世界で起きているさまざまな悲惨なできごとに対して、向き合う強さがありません。言わないだけで考えている、というのは言い訳だったと自分でも思います。ウクライナや台湾に募金をしたときも、ニュースを見るだけでしんどいので、破壊された家屋や傷ついた人びとの映像や写真を見ることはありませんでした。向き合わなくても支援はできるという考えで行ったことです。

しかし、ある人の言葉で、私は自分の考えを改めました。誰が言ったどういう言葉なのかを書いてしまうと、その人が傷つくので、書けません。親兄弟ではありません。この映画に描かれているほどの危険なことをやらなくてもいい、自分にできる範囲内で行動を起こすこと、また、自分はこう考えていると表明することは悪ではないし、怖がることではないかもしれません。だから、私はこれから少しずつでも発信していこうと思っています。ただ、自分の身体や心が壊れないことを優先してしまいますし、そうすることによって友人を失うかもしれませんが……。

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