DEADMAN 消された男/名前を売っただけなのに

サスペンス
この記事は約2分で読めます。

DEADMAN 消された男

데드맨/DEAD MAN/監督:ハ・ジュンウォン/2024年/韓国

マスコミ試写で鑑賞。公開は2024年10月18日です。

あらすじ:名義貸しをして騙されます。

ネタバレはありません。

名義貸しの雇われ社長として稼いでいたイ・マンジェ(チョ・ジヌン)は、ある日突然、身に覚えのない巨額の横領により指名手配されます。


中国の私設刑務所に送られてしまったマンジェは、政治コンサルタントのシム女史(キム・ヒエ)に救い出され、自分を騙した人物に復讐を誓うのですが……。

最初ちょっと何をしているのかわからなかったので、名義貸しについてざっと調べました。

会社名義で借りた事務所の家賃が滞納されれば、督促は取締役のもとにいきますし、会社が行った取引や契約に絡む訴訟などがあると、責任を取らなくてはなりません。
さらに、会社で問題が起こった場合には“任務懈怠”とみなされて株主から損害賠償を請求される可能性もあります。
これらが名義貸しをした人のあずかり知らぬところで行われたことであっても、取締役である以上逃れることはできません。
名義だけの取締役であっても、自ら承諾して取締役として登記した以上は、会社の名義で行われた取引や契約には、取締役として責任を負うことになるのが原則です。
何もせずに高報酬?大きなリスクを伴う"取締役の名義貸し" | 大堀会計事務所 – Part 333144131

様々なキャラクターたちが印象的な登場をするのがとても良いです。シム女史のタバコの使い方や、あるキャラクターのセグウェイの乗り方、マネーロンダリングのプロの登場シーンなど……。ちょっとカリカチュアライズされたような人物描写が、サスペンスの中にコミカルな要素を加えていると思いました。キャラクターが良いと、映画のおもしろさもぐんと上がりますね。そういう意味では大変楽しめる、良い映画だと思います。

実際にあった名義貸しに関する事件を調査して作られているだけあって、名義貸しの恐ろしさがかなりわかりやすく描かれます。ただ、名義貸しはあくまで物語の導入に使われているものであり、クライマックスにはもう、しっちゃかめっちゃかになる(ストーリーが、ではなく映し出されているものが)ところも私は好きですね。

タイトルとURLをコピーしました