トランス・ワールド/ある日、森の中

スリラー
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トランス・ワールド

Enter Nowhere/監督:ジャック・ヘラー/2011年/アメリカ

Amazonプライムビデオで鑑賞。X(旧Twitter)で知らない人が「何も情報入れずに観て!」と書いていたのを見て、投稿者の言う通り、何も情報を入れずに観ました。なお今回のアイキャッチ画像がポスターではないのは、IMPにポスターがなかったからです。何も情報を入れずに観たい人のためにアマプラのリンクを貼っておきますね。ここから先は映画を観てから読んでね。
トランス・ワールド(字幕版)

あらすじ:森の小屋に閉じ込められます。

ネタバレしています。注意書きはありません。予告は見せすぎです。

アメリカのどこかにある森で夫アダムとはぐれ、道に迷っていたサマンサ(キャサリン・ウォーターストン)は、古びた山小屋を見つけます。そこには先客のトム(スコット・イーストウッド)がいました。さらにそこへ、ジョディ(サラ・パクストン)もやってきて……。


基本的にこの3人と山小屋ひとつで物語は進んでいきます。昼間はトムが近くを探索しますが、まっすぐ進んでいるはずなのに、気がつくともとの山小屋へ戻ってきてしまうんですね。彼らは山小屋の周辺から出られなくなっているようす。そして3人とも、今いる森の場所がどこなのか、別々のことを言います。更に、3人ともそれぞれが違う時代に生きていることがわかります。たぶんこの設定について「情報を入れずに」って書いたんだろうな〜。未来のネタバレするところ面白かったです。

3人は中盤で防空壕を見つけます。そこには1925年のワインが置いてあったり、壁に貼ってあった地図がポーランドのものだったり、書いてある文字がドイツ語だったりします。こうやってひとつひとつ謎解きがされていくのでした。

サマンサは妊娠初期で、義実家へその報告をしに行く途中でした。宗教上の理由でサマンサは義両親に好かれていません。聞き取れた範囲のことを書くと、夫であるアダムの両親はユダヤ教徒のようです。ユダヤ教徒=ユダヤ人というわけではありませんが、サマンサは1962年を生きているので、その頃だとユダヤ教徒=ユダヤ人とみなされていたかも? このへんのことについて、いま調べましたがなんとも結論が出ませんでした。世界史、もうちょっとしっかりやっておくべきだったな……。ともかく、サマンサにはドイツの血が流れており、それは義両親に反対されても仕方ないだろうなと思いましたね。

私は途中から答え合わせになってしまっていたので、見方としては良くなかったかもです。もっとこう、映画にどぼんって浸かるみたいな見方が良いと思うんですよね。答え合わせを始めると、自分の解釈が正しかったかどうかばかり気にしてしまうから。今回は全部私の予想が当たりました。映画を観て自分の正しさを確認し満足するのは良くないですし、設定が読めたからってなんの意味もないと思うんですけど……。

今回、X(旧Twitter)で見かけた知らない人の投稿が、勢いがあるというか、細々と内容を説明を書いたりせず「とにかく観て!!」というようなシンプルな文章だったことをなんとなく考えていました。どうしても私は、この映画のどこが良くて、とか説明したくなっちゃうんですが、そういう勧め方ってあんまり良くないのかな。悪いという意味ではありません。映画好きをやっていると、人に強くおすすめしたい映画にももちろん出会うのですが、こちらが細かく説明すればするほど相手は興味を失っていくと思うし、逆もまた然りだなと思って。さっぱりした文章で勢いのある書き方の方が訴求力が高いのかも? だいたい、おすすめした映画を観てくれることのほうが少ないのに。えー、難しい。

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