ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件
金手指/The Goldfinger/監督:フェリックス・チョン/2023年/香港・中国合作
マスコミ試写で鑑賞。公開は2025年1月24日です。トニー・レオンとアンディ・ラウが『インファナル・アフェア』シリーズ以来、およそ20年ぶりに共演した作品とのことですが、『インファナル・アフェア』未見です。
あらすじ:香港で成り上がります。
※ネタバレはありません。
無一文で香港にやってきたチン・ヤッイン(トニー・レオン)は、悪質な違法取引で資産を手に入れます。汚職対策独立委員会の捜査官ラウ・カイユン(アンディ・ラウ)は、15年かけて地道にチンを追うのでした。
似たような話で(似ているかもわからないけど、金融の話なので)、わかりやすさで言えば『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013年)の方がだいぶわかりやすいです。ただ、なんか悪いことやって稼いでいるんだなというのは大変よく伝わってきます。下品なんですよね、どうも一代で成り上がる人の映画って下品になりがちだなと、成金趣味とも言うし昔からそういうものなのかなと思います。
チンの成り上がりぶりはものすごく、一番最初は金網で仕切られた鳥小屋みたいなところに住んでいた彼が、不動産から害虫駆除までさまざまな会社を設立していくようすは爽快ですらあります。一方で捜査官であるラウは、家庭が崩壊しかかりながらも執念深くチンを追っています。
1980年代の香港の金融事情について調べようとしたのですが、調べ方が悪かったのか、1997年の香港返還についての文献のほうが出てきてしまってよくわかりませんでした。ただ、わからないから面白くないというわけではなく、演出に面白味が多いので楽しくは観られました。


