プレゼンス 存在/この世に未練があるのなら

ホラー
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プレゼンス 存在

Presence/監督:スティーヴン・ソダーバーグ/2024年/アメリカ

マスコミ試写で鑑賞。2025年3月7日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開。この映画、84分なんです。やっぱり怖い映画は90分程度がいいですよね、緊張感が保たれるし。

あらすじ:幽霊がいます。

ネタバレはありません。

ある4人家族が1軒の家に引っ越してきました。ところが、そこには先客がいたのでした。

幽霊の一人称視点という映画です。スティーヴン・ソダーバーグ監督でホラー映画ってあんまり聞いたことがないですよね。初めてかな? アイデアが面白いし、技術的な面白さもあるし、良い映画なんじゃないかなって思って観ていました。どうやって幽霊が人間を怖がらせるか、幽霊目線で人間を見つめる意味や、怪奇現象の起こし方と動機なんかがわかったら、怖くて苦手なホラー映画も面白がって観られるようになるんじゃないのかなと思って。

視点が幽霊の一人称なので、まず、目線の高さが床からちょうど170センチあたりなんですね。それでスーーーーーーーーって動いていく。窓から外を見たり、超常現象を起こしたりするたび、人間目線からのホラーと比較して面白さを感じていました。人間の怖がらせ方で文化の違いを感じたのは、ポルターガイスト現象の扱い方です。私が常々、ネットをやっていて思っているのは、「海外が発祥の怖い動画、ポルターガイスト多すぎ」です。これはおそらく宗教が絡んでいると思っていて、そもそもドイツの宗教改革者マルティン・ルターが「ポルターガイスト」という言葉を作ったことからも、宗教色の強い現象だと思うんですよね。宗教的な考えのうすい日本でもポルターガイスト現象とされている事件は多々あり、本当の原因について調べたのですが、いくつか解釈があるうえ私の納得がいく説明には当たれませんでした。

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