愛はステロイド/知ってた?愛って永遠じゃないよ

スリラー
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愛はステロイド

Love Lies Bleeding/監督:ローズ・グラス/2024年/イギリス・アメリカ合作
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マスコミ試写で鑑賞。公開は2025年8月29日です。

あらすじ:愛しているので、役に立ちたい。

ネタバレはありません。

トレーニングジムで働くルー(クリスティン・スチュワート)は、ボディビルダーを目指すジャッキー(ケイティ・オブライアン)と恋に落ちます。

ルーはジャッキーと出会うまで、デイジー(アンナ・バリシニコフ)という、(大雑把に括ると)フェムで若干ぼんやりしたような女の子といい感じになっていました。ルーはちょっとだけデイジーのことを下に見ている気もします。ジャッキーは筋骨隆々とした女性でまっすぐなところが良くも悪くもあります。ルーの姉(ジェナ・マローン)は夫(デイヴ・フランコ)からひどい暴力を受けており、ルーの父親(エド・ハリス)は絶対的な存在として君臨していました。

劇中にステロイド剤を打つシーンが何度も出てくるし、その副作用的に違法薬物の影響下にあるような幻覚を見たりするシーンもあるので、ちょっとだけステロイドのことを調べてみました。

ステロイドにより精神障害が惹起されることは広く知られ,多くの報告がある。(略)精神症状の出現頻度に関しては Sirois が,35%が躁,28%がうつ,12%が躁およびうつ,13%がせん妄,11%が精神病症状を呈し,不眠,活動性の低下,興奮などがそれらに先行したとしている。

コンサルテーション・リエゾン部門におけるステロイド誘発性精神障害:九州大学病院における後方視的調査

ちょっとこれだけでは具体的な症状がわからないですが、精神症状が出現すること自体はよくあるんですね。この映画は薬物中毒の話でもあるなと思って、ジャッキーがステロイドを打ちまくるところもそうですが、人生のうちで今だけは絶対に失敗できないだろうという局面で絶対に手を出してはいけないタバコを吸いたくなってしまうルーにはちょっと笑ってしまいました。デイジーも大麻をやっているし。

製作年からみるとただの偶然だけれど『サブスタンス』(2024年)みたいなシーンがありました。そして『サブスタンス』同様、この映画にも歯が汚い人が出てきて、うっわ、ってなります。うーん、歯のことってこんなに「言われちゃう」んだね。私にもお金があったら全部セラミックに変えたいよ……。

私の歯はともかくとして、ゲロを吐くシーンが2回もあるし、クリスティン・スチュワートはかっこよくてかわいそうだし、久しぶりに観た気がするエド・ハリスは相変わらず悪人ヅラしていて最高だし、ストーリーはおもしろいしとてもハラハラするしで、とにかく良かったです。今年、いい映画多いな。おすすめです!

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