金髪
監督:坂下雄一郎/2025年/日本
マスコミ試写で鑑賞。公開は2025年11月21日です。
あらすじ:生徒が突然金髪にしてきました。
※ネタバレはありません。
中学校教諭の市川(岩田剛典)が働く中学校で、ある日、数十人の生徒が髪の毛を金髪にして登校してきました。生徒たちは、厳しい校則に対する抗議だと言います。
基本は主人公のモノローグで進んでいく物語で、普通のセリフもそうとう長くて多いなという印象です。全体的に愚痴っぽい「あるある」ですね。パワハラとかセクハラとか蛙化現象とかエイジハラスメントとかSNS批判とか、正論言うやつウザいとかそういう話と、とても身近なところにあるここ数年で話題になった社会問題や流行りや個人の問題等にふれていき、主人公が愚痴るわけです。そろそろお前の愚痴は聞き飽きたぞというところで、恋人(門脇麦)からバシッと反論されて、観ているこちらはちょっと溜飲が下がりました。人の愚痴、ずっと聞かされているとキツイもんね。とはいえ主人公が言う愚痴はさきにも書いた通り「あるある」なので、とても共感できるという人も多くいると思います。共感できると同時に、自分の言動を客観視して恥ずかしく思うことになるかもしれませんが。
中盤からの流れが結構おもしろく、そういう方向に舵を切るんだ、という驚きもありました。コンパクトにまとまっていて後味も悪くなく、面白かったです。


