ライトハウス/嵐の中、ふたりきりで

サスペンス
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ライトハウス

The lighthouse/監督:ロバート・エガース/2019年/アメリカ・ブラジル

この記事は2021年に書いたライトハウス/嵐の中、ふたりきりで | 映画感想 * FRAGILEを修正し転載したものです。

TOHOシネマズシャンテ スクリーン1 E-6で鑑賞。観ると決めていた映画なので予告も観ず、キャストだけ知ってました。ロバート・エガース監督の前作『ウィッチ』(2015年)は未見。

あらすじ:男二人が閉じ込められます。

ネタバレしています。

ロバート・パティンソンとウィレム・デフォーという名優ふたりの、ふたりっきりの演技合戦!

鑑賞直後の困惑しているようす。

ちょっと冷静になったようす。

これね困りました、上手に説明できないし、私がよくやる、自分の人生に引き寄せて考えることもできない映画で、手に余るというのがピッタリ来てしまった。帰宅直後、雹がまじった大雨が降ってきて、危なかったなと思うと同時に、こんなふうに追体験するのか、おもしろいなとも思った。困惑しすぎて今、これを書きながら『羅小黒戦記』(2019年)観てる。

とはいえ面白くなかったわけでもなく、俳優の凄味も十二分に感じられたし(あんなに濡れたら冷えて死んでしまうよ!)、デフォーがちょいちょいおならするのが場の空気に合ってないように思えて笑っちゃって、おならで笑うとか子供かよとも思う、一番笑ったのは、ふたりで酔っ払ってわーきゃー言ってるところだった。あの、カット変わったらいきなり酔っ払ってるところね。

この映画が白黒映画であってよかったと思っている、色がついていたらキツくて観られないだろうシーンがちょいちょいあった。ラストカットとかもね。カモメの使い方がすごくて、カモメは芸を仕込んだりできないはず(『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)で、ショーン・コネリーが傘を使ってカモメを追い払うシーンは、カモメにあの動きをさせられないので、鳩かなにか別の種類の鳥が使われているとなにかで読んだ)で、パンフレットに載っているらしいのだが実際のカモメは3羽だけで、あとはアニマトロニクスだという。実によくできている。ロバート・パティンソンはカモメを叩き殺してからどんどん具合が悪くなり、デフォーが最初の方で言っていた、前の助手と同じ道を進んでしまう。

この映画について、『ミッドサマー』(2019年)と比べている人をちょいちょい見たが、『ミッドサマー』とはまったく違う話だと思う。友人が言っていたことをそのまま書くが、『ミッドサマー』はすでに完璧に作られた村に取り込まれていく話だが、『ライトハウス』の島はパティンソンの一部なので、これは完全に違うものという話。そう、パティンソンとデフォーは同一人物で、パティンソンがカナダで殺人を犯して精神が分裂してしまったのだ、という説を友人が話していた。そもそも灯台はなかったのではないか、とも。なぜなら、パティンソンが最後に階段から落ちて死んでいるのだが、ラストシーンは岩場で寝ているから。とかね。

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