ウエスト・サイド・ストーリー/恋愛がわからない人が撮る恋愛映画面白い……

ミュージカル
この記事は約3分で読めます。

ウエスト・サイド・ストーリー

West Side Story/監督:スティーブン・スピルバーグ/2021年/アメリカ

この記事は2022年に書いたウエスト・サイド・ストーリー/恋愛がわからない人が撮る恋愛映画面白い…… | 映画感想 * FRAGILEを修正し転載したものです。

TOHOシネマズ新宿 スクリーン4 K-18で鑑賞。オリジナル未見。1回チケットとったのに上映時間を間違えて無駄にしたので心折れて、配信待ちかなって思ってたんだけど、友達に勧められたから慌てて観に行った。157分もあるってあとから知った、長さは感じなかったな。配信で観てたら157分じっとしていられなかったかもなので映画館で観てよかった。

あらすじ:許されない恋をしました。

私はスピルバーグが好きなので点が甘くなってるとは思う。好きな映画監督何人もいるけど、誰が好きか聞かれたら即答でスピルバーグって答えてる。見えている景色が私たちとはまったく違うんだろうなって。じゃっかん、人間らしさが欠如しているのではと思っちゃうところがあるのも好き。掴みどころないんだよね。スピルバーグ。よくわかんない。

情報出たときから、なんで? って思ってた。なんでミュージカル? なんで『ウエスト・サイド物語』? なんで今? って。これ考えても無意味ですね、スピルバーグにしかわかんないからね。

話はおもしろくない。これは私が恋愛映画にそんなに興味ないからかも。ラストの展開はびっくりしたけど……。話の面白さが心に残るタイプの映画じゃないってことだとも思う。なんかこうもっと技術面に魅力があるというか、なんて言ったら良いかわからないが、ばしっと決まった画をずっと見せてくれるっていう、ありがたさ? みたいな。ってなると、今作で一番良い働きをしたのはヤヌス・カミンスキーってことになると思うんだよね。

アメリカに住む移民の話だと、直近で去年『イン・ザ・ハイツ』(2021年)があった。まあ偶然にもこちらもミュージカルである。比べるわけではないが(といいつつ比べるが)ストーリーの面白さという意味では『イン・ザ・ハイツ』に軍配が上がる(保守的な終わり方をするのが気に食わない人もいるみたいだけど。

むかし、スピルバーグについてのアンケートとったことある。こういう企画をわざわざやるくらいにはスピルバーグが好きなんだわ。このアンケート結果おもしろいのでお時間のある方はぜひ。

スピルバーグの話をしよう – アンケート結果発表します | 映画感想 * FRAGILE

タイトルとURLをコピーしました