終わりの鳥
Tuesday/監督:ダイナ・O・プスィッチ/2024年/イギリス・アメリカ合作
U-NEXTで鑑賞。
あらすじ:命の終わりを告げる鳥がいました。
※ネタバレしています。
病に冒された15歳の少女チューズデーのもとへ、命の終わりを告げる鳥がやってきました。鳥はしゃべることができ、身体の大きさを自在に買えられます。
鳥=死であると受け入れたチューズデーは、せめて最期に母親と話したいと鳥に頼みます。そこで、外出中の母親が帰宅するまで待つことにしまいした。帰宅した母親は鳥を受け入れることができず、本で叩いて潰してから庭で燃やして食べてしまいます。すると次の日、世界から「死」がなくなってしまい、死ぬはずだった人や生き物が復活しはじめるのでした。
お母さんは鳥を食べてしまったことにより、鳥の代わりに他者に死を与えることができるようになります。チューズデーを背負ったまま外へ行き、あちこちにいる死を待つ人に死を与えるのでした。さらには、これは自分たちに合っているから、これを仕事にしようと言い出すんですね。このあたりからちょっと話がよくわからなくなってきて散漫な印象でした。
だいぶ変わった内容の映画で、ちょっと入り込みにくいところもありましたが、親しい人の死を受け入れて立ち直っていく過程を描いているのかなと思いました。


