モディリアーニ!/芸術が彼を救うとき

伝記映画
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モディリアーニ!

Modi: Three Days on the Wing of Madness/監督:ジョニー・デップ/2024年/イギリス、ハンガリー
©︎Modi Productions Limited 2024

マスコミ試写で鑑賞。2026年1月16日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。

あらすじ:モディリアーニ、運命の72時間。

ネタバレはありません。

1916年、パリ。売れない画家モディリアーニ(リッカルド・スカマルチョ)は、毎日酒浸りの生活を送っていました。

ときおり差し込まれる、全体的に白黒になる演出や明らかな死の表現、モディリアーニの少年時代を夢のように描いたようすなどからは、映像が単調にならないようにという意図を感じました。それと同時に、モディリアーニのアルコール依存症および薬物依存症、肺結核による死への恐怖を映像として表しているのかなと思います。単調にならないようにというよりも、後者の意味合いの方が強いかな、そうですね。あまりにも私が表面的なことしか観ていないのがこの文章でばれました。

芸術品のコレクター、モーリス・ガンナット役でアル・パチーノが出演しています。『殺し屋のプロット』(2023年)のときも『モディリアーニ!』でも、座った状態での演技しか観られなかったので、なんとなく心配になりました。まあもう85歳ですもんね……。ガンナットの出演シーンはかなり重要で、モディリアーニに多大な影響を与えた出来事であるため詳細は省きますが、私にはモディリアーニの言い分よりもガンナットの言い分の方が納得できてしまいました。

私は芸術系の大学を出ていますが、美術を専門に学んでいたわけではありません。モディリアーニについても、ひと目見たら忘れられない特徴的な絵柄は知っていたものの、彼の人生についてはまったく知りませんでした。だいたいどれくらいの時代の画家なのかも知らなかったくらいです。こういう、芸術家にフォーカスを当てた映画を観ると、大学のときにもっと勉強をしておけばよかったなあと思ったりしますね。大学には映画学科もあったし……あの頃に映画にハマっていたらもっと違う人生だったのかもしれないし。と、なんだか人生について暗く考えてしまいました。暗い映画ではないです。単に私への刺さり方が暗かったというだけです。そういうこともありますね。

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