ウィキッド 永遠の約束
Wicked: For Good/監督:ジョン・M・チュウ/2025年/アメリカ
109シネマズプレミアム新宿 THEATER1 CLASS A J-4で鑑賞。
前作の感想は→ウィキッド ふたりの魔女/私は貴女をわかっているけど – * FRAGILE
劇団四季ミュージカル版の感想は→劇団四季ミュージカル『ウィキッド』/あなたは光の中で生き、わたしは闇の中へ逝く – * FRAGILE
あらすじ:オズの秘密を暴きたい。
※ネタバレしています。褒めていませんので、褒める感想が好きな方はご注意ください。また、映画の出来を否定することは、その映画が好きな人を否定することではありません。
オズの国に隠されていた秘密を知ったグリンダ(アリアナ・グランデ)とエルファバ(シンシア・エリヴォ)は、それぞれの道を歩くことになります。
舞台から映画になって、ここまで印象が変わることがあるんだ?! というのが率直な感想です。それは前編のときにわかっておけよ、という意見があるとしたらごもっともですが、後編はドロシーたちが出てくるので、前編以上に期待と不安が入り混じった気持ちだったことはわかってください。また、なんとなく察していたことではありますが、第一幕(前編)のラストを超えるものが、後編にあるだろうか? とも思っていたんですよね。予感は的中し、私はうなだれて帰路に着きました。
テンション高め固定で最後まで走り抜けた感じがしました。それはぜんぜんいいことだと思います、飽きずに観られるし。ただ、単調なんですよね。楽曲も、強く惹かれるようなものがなかったなと思います。また、ストーリーというか登場人物の心の流れがつかみにくく、特にフィエロは書き割りみたいなキャラクターだなと思いましたね。うすい。私は、ここをこうすれば良かったとか、あそこがダメだったとか、細かい点を挙げてダメ出しをしたい気持ちでもないのです。ぽつぽつと直したからといって全部が変わるわけではありませんから。
本国で公開されたのが2025年11月でしたっけ、そのときX(旧Twitter)でドロシーの写真を貼って「クソビッチめ」みたいなことを書いているポストがTLに流れてきていたんです。本当に意味がわからないというか、あなたがたはこの映画から、というか『ウィキッド』から、なにも学ばなかったんですか? と、『オズの魔法使』(1939年)を観たことがないんですか? とも思いました。まあ原作もそうですが、読んだことがないのかな? と、あ、そんな偉そうなことを言っておいて、私はしれっと原作未読です。とにかく、『ウィキッド』の企画が出た時点でエルファバは水を掛けられて死ぬ前提なわけです。だってそういう話だもん。そしてドロシーはエルファバの服に火がついてしまったのを消すために水を掛けたので、ぜんっぜん悪くないんです。それをクソとか言って……。でも、『オズの魔法使』観ていないのも仕方ないのかなあと思います。だって85年以上前の映画だしさ……。なんか悲しくなっちゃいましたね。


