ジェニー・ペンはご機嫌ななめ/ここでは悪夢は終わらない

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ジェニー・ペンはご機嫌ななめ

The Rule of Jenny Pen/監督:ジェームズ・アッシュクロフト/2024年/ニュージーランド

マスコミ試写で鑑賞。公開は2026年6月12日です。タイトルしか知らない状態で観たので、もっと軽い感じの、おじいちゃん映画にありがちの、黄色いポスターの映画かと思っていたら全然違いました。

あらすじ:老人ホームでいじめられます。

ネタバレはありません。

判事であるステファン・モーテンセン(ジェフリー・ラッシュ)は、郊外のケアハウスに入所します。そこには、デイヴ・クリーリー(ジョン・リスゴー)という感じの悪い入所者がいました。

ジェニー・ペンというのは、ジョン・リスゴーが手にはめている、セラピー用の指人形の名前です。この設定を知って瞬時に思い出したのは『それでも、愛してる』(2011年)ですが、それとはだいぶ趣の異なる扱いでした。どちらがよりよいとかいう話ではありません。なおジェニー・ペン人形は『M3GAN/ミーガン』(2022年)の人形クリエイターがデザインしたそうです。

第57回シッチェス・カタロニア国際映画祭でジェフリー・ラッシュジョン・リスゴーも最優秀主演男優賞を受賞しただけのことはあり、ふたりの迫力は凄まじいものがありました。御年80歳(撮影時は78歳?)のジョン・リスゴーの軽快なダンスがすごかったですね。これは一見の価値ありです。

また、撮影が印象的だなとも思います。ただ、私に知識がないので的確な説明ができず、すみません。誰に似てるとかどんな映画っぽいとかだけでも言えるようにしていきたい。最初のシーンで「この映画、コメディ要素ないのかも」と思わせるような撮り方だなとは思いました。ポスター、黄色くないだろうなと。

ストーリーは、さきに書いたようにジョン・リスゴーが老人ケア施設で他の老人たちをジクジクいじめる、というもので、それがなぜ起きるのか、人形に取り憑かれているのか悪魔由来なのか宗教絡みなのか、なんらかの呪いなのか亡霊なのかなどは判然としないまま進んでいきます。説明がそんなにないんですね、ないわけじゃないけど。私としては、そういう判然としない状態で理由もわからず終わっていってもいいなと思ったのですが、ちゃんと理由はありました。その理由が、私が割と好きなタイプのものだったので嬉しかったですね。

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