ストリート・トラッシュ/オリジナル越えは難しいか

ディストピア
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ストリート・トラッシュ

Street Trash/監督:ライアン・クルーガー/2024年/アメリカ/※この記事には広告リンクが含まれます。

U-NEXTで鑑賞。Amazonプライムビデオでも観られます。苦手な人は予告のサムネイルでも苦手だと思います。お気をつけください。ポスターが見つからなかった(もっと探せばあったはず)ので、アイキャッチ画像は作りました。

1987年のオリジナル『吐きだめの悪魔』は、むかし1度観ています。おちんちんが空を飛んで身体がドロドロになる映画だということは覚えています。いっぱい笑ったのに、詳細は忘れてしまいました。

あらすじ:身体が溶けます。

ネタバレしています。

人体を溶かす実験化学物質によって、人びとは蛍光カラーのゲロを吐き、身体が溶けていきます。

冒頭に出てきた「敵でなければ味方だ」というセリフがめちゃかっこよかったです。いつか使いたい。本編ですが、汚いですね、いろいろ汚い。この汚さが正解です。特殊メイクがすごく良くできていました。感動すら覚えるほどです。また、路上生活者の衣装も、汗と脂の混じったような色で、染みがついていて、良かったですね、こういうディテールって本当に大事だなと思います。血の入ったようなこぶが首元にできて、それが赤黒く膨らんだと思ったら敗れて中からわけわからん色の汁がドバア……と出るのとか、顔がズルズルっと剥けて下からかなりはっきりとした筋肉が出てたりとか、ゲロが蛍光グリーンだったり、非常にこう、良い。悪趣味な作品を褒めて、私は他の人とは違う感性なんですとか言うつもりはまったくありません。そういうのじゃないんだ。

今作について、私がオリジナルの重要なところ以外をほとんど忘れてしまっているというか、さきにも書いたように一部分しか覚えていないというのもあって、非常に新しい気持ちで観られました。欲を言えば、身体を溶かすのはやっぱりお酒のほうが良かったなとは思います。みんなで投げ合うのは首じゃなくておちんちんが良かったなとも思います。いや、でもそんなこと言うならオリジナルだけ観ておけばよいではないか? ということになってしまいますね。オリジナル原理主義者みたいにはなりたくないな。でも、今まで観たほとんどのリメイク・リブート映画、オリジナル越えできていない作品の方をよく観るので、そういうものかなとも思います。

お酒の方が良かったなと思う理由として、自発的に飲むことによって身体が溶けて人生が終わってしまうのが良い、というのがあります。受動的か能動的かでだいぶ変わるようにも思うんですよね。ともかく、不満な点もありますが全体的には、繰り返しになりますが特殊メイク良かったです。

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