ファーストキス 1ST KISS/初めて逢った、君に逢いたい

SF
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ファーストキス 1ST KISS

監督:塚原あゆ子/2025年/日本

U-NEXTで鑑賞。劇場公開時にだいぶ話題になっていたので、観ました。

あらすじ:人生をやり直す。

ネタバレしています。

結婚して15年になる夫、駈(松村北斗)を事故で亡くしたカンナ(松たか子)は、ひょんなことからタイムトラベルする方法を見つけます。カンナは、15年前の駈を事故から救うために東奔西走するのですが……。

私は『恋はデジャ・ブ』(1993年)未見なこともあり、どうしても思うのは『バタフライ・エフェクト』(2004年)っぽいなあということです。これは1993年以降のタイムトリップものの宿命的な何かでしょうか(でも、タイムトリップものでも『バタフライ・エフェクト』っぽくない映画たくさんあるよね)。

離婚届を出す直前だったような相手にもう一度好かれたいと思うことが私には理解できないんだけど、やり直したいという気持ちはわかるかもしれないです。自分に、下手に離婚歴があるせいで、すべての離婚を自分の離婚と同一視してしまっているのは良くないですね。わかんないんだよ、1回しかしてないし、もうしたくないしさ。

カンナが何度も何度も同じ時間へ戻って、あれやこれやと手を尽くしながら「15年後、駈が死なないように」行動するさまは、ときおりコミカルで、ときおり悲しさがあって良かったです。とにかく懇切丁寧に、「何度やっても駄目」を観せてくれるので、観客が「こうしたら良いんじゃない?」と野暮な感想を持つことを先回りして止めている感じすらしました。

自ら進んでタイムトラベルする人には何か大きな事情があることや、結局、結末は変えられないけれど結末に至るまでの未来を変えることはできること、カンナの場合は、「駈の死を回避する」が目的だけれども、そもそも死が最初のきっかけになっているので、駈は「死ななければ、カンナがタイムトラベルして自分のところにやってくることもなかった」というところがとてもうまくできていて面白かったです。あと、松村北斗さんは「SixTONES」の方だったんですね。「観たことのない新人で演技のうまい人がいるなあ」と思ってしまってすみません。また映画に出てください。

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