ラスト・ブレス
Last Breath/監督:アレックス・パーキンソン/2025年/アメリカ・イギリス合作
マスコミ試写で鑑賞。公開は2025年9月26日です。最も危険な職業のひとつである飽和潜水士の、実際の潜水事故を元にしています。同監督でのドキュメンタリー映画もあり、その映像も使われているそう。
あらすじ:深海でひとりぼっち。
※ネタバレはありません。
ガス・パイプラインの補修を行うために、飽和潜水士であるダンカン(ウディ・ハレルソン)、デイヴ(シム・リウ)、クリス(フィン・コール)の3人は、水深91メートルの海底で作業していました。
命綱が切れる瞬間の、すべての音がなくなってしまうところが大変に恐ろしく、真っ暗な海底へと引きずられていくクリスの絶望的であろう心情は察するに余りあるなと思います。上に貼った予告にもありますね、命綱が切れるシーン。予告で観ても怖いですが、大きい画面で観るともっと怖いです。よく、宇宙と深海どっちが怖い? みたいな話を子供のころに、なんならおとなになってからでもしたような気がしています。どっちが怖いかなあ、巨大な生き物に遭遇する確率が高そうでヤバいのが深海、無が広がっていてヤバそうなのが宇宙かな。どっちにしても、私が放り投げられたら5分と経たずに精神をぶっ壊してしまうことには変わりないなとも思います。つまりどっちも怖い。
冒頭に「同監督でのドキュメンタリー映画もあり、その映像も使われているそう」って書いた映像がどこの部分なのかは観て一発でわかりました。見えるものとしてはそれほどショックを受けるものではないんですが、これが本当に人間の姿だと思うとゾッとしましたね。
また、この撮影は実際に事故が起こった船で行われたとのことです。飽和潜水士という仕事を今回初めて知り、船の中の様子などはいままで見たことのないものではあるのにリアリティがすごいなと思ったら、そういうことだったんですね。


