アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし/たとえこの身を削っても(物理的に)

ホラー
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アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし

Den stygge stesøsteren/The Ugly Stepsister/監督:エミリア・ブリックフェルト/2025年/ノルウェー・デンマーク・ポーランド・スウェーデン合作
© Mer Film / Lava Films / Zentropa Sweden / MOTOR / Film i Väst / Mediefondet Zefyr / EC1 Łódź 2025

マスコミ試写で鑑賞。2026年1月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。

あらすじ:王子様と結婚したい。

ネタバレはありません。

母の再婚でスウェランディア王国へやってきたエルヴィラは、ユリアン王子との結婚を夢見ていました。ある日、王子の花嫁候補を選ぶ舞踏会が行われることが決まります。エルヴィラは少しでも自分を良く見せようと、整形手術を受けるのでした。

シンデレラ』の義姉妹の話ですね。美術や衣装がカラフルでかわいくて、力が入っているなと思いました。全体的には、若干間延びしている印象は受けるけれども押さえるところはきっちり押さえているのが良かったです。ただ、最後まで引っかかってしまったのは音楽でした。なんだかペラペラしていて。

R15+指定で、ぼかしがかかるのですが、暗くて全体的にぼかされていて何が起きているのかわからないシーンがあります。それが勃起した馬の性器に見えて、馬のいななきが聞こえてきたので、……もしかして……馬と……?? と思っていたら違ったみたいでした。自分の心は汚れすぎですね。なお、血が出るシーンでぼかしがかかることはありませんでした。

エルヴィラが受ける整形手術はすごくグロテスクで、詳細は書きませんが思わず目を背けてしまったシーンもありました。また、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(2017年)のバリー・コーガンに勝るとも劣らない、汚いスパゲティのシーンがあります。これはみんな同じだと思うし思いたいのですが、お風呂に入りながらものを食べるのってすごく不潔に感じるし不快じゃないですか? お風呂に入りながらものを食べる人いますか?

前にXの整形アカウントの人が、「ダイエットとか整形手術とかの最低限の努力をせずに綺麗になりたいとか言う人、無理」みたいなことを書いているのを目にして、ダイエットはわかる、あれは努力だよね。でも整形が最低限の努力というのは違うんじゃないか? と思っていたんです。けど、TikTokの整形アカウントを見ていると、ダウンタイムのめちゃくちゃ腫れた顔で動画を撮っていて、痛そうだなあと思うと同時に、がんばってるなと思うようになりました。「最低限の努力」かというと、やっぱりそれは違うなとは思います。

終盤に私がすごく好きなかんじのシーンがあって、これは嬉しかったですね。思わず見入ってしまいました。別に私、そういう性的嗜好の人じゃないんですけど好きです。みなさんには、もしかしたら誤解されているかもしれないですね。

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