ドールハウス/人形作家は人形ホラーを怖がるのか?

ホラー
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ドールハウス

監督:矢口史靖/2025年/日本

U-NEXTで鑑賞。すごく評判良かったですね。タイトルは座りが良いので「人形作家」と書きましたが私は人形作家ではなく、20年以上趣味で球体関節人形を作っている人です。作家ではない、売れていないので。

あらすじ:骨董市で人形を買いました。

ネタバレしています。

5歳の娘を事故で亡くした鈴木佳恵(長澤まさみ)と夫で看護師の忠彦(瀬戸康史)。悲しみに暮れていたある日、佳恵は骨董市でガラスケースに入った日本人形を買ってきます。

映画はめちゃくちゃよく出来ていると思うのですが、怖いかと言われたらまったく怖くはなかったです。強がっているというわけではありません。面白いし、長澤まさみの怖い顔、怖いし、繰り返しになりますが映画としてほんとうにまっとうによく出来ていると思うんですよ。

公開時にはこんなことを言っていました。

このポストに藤原カクセイさんが反応してくれたはず。確か。

アヤちゃん人形が出てきて、まず、なにで繋いであるのか、サイズはどれくらいか、素材はなにか、何体作ったのか、などが気になりました。アヤちゃん人形は手首と足首は可動せず、肩と股関節はどうなっているかわからずですね。でも可動はするから、どうなってるんだろう、いわゆる創作人形の作り方とは全然違うと思うし、球体関節ではなさそうです。「繋いである」というのは、球体関節人形って中にゴムが入っていて、その張力で手足が曲がるようになっているので、アヤちゃん人形はなにで繋いであるのかなと……。脇に手を入れて抱き上げても膝がだらんとしていなかったからゴムではないと思います。ゴムだとしても首から足まで繋いであるのではなさそう。そうとう強くゴムを引いているなら別だけど、それだと危ないしね。

サイズはだいたい100センチくらいかな、素材はわかんないですけど、何体も作っただろうしFRPとかになるかもしれません。軽くしないと子役が扱えないもんね。それにしてもみんなアヤちゃん人形のこと荒っぽく扱いますよね。塗装はなにかなあ、私はふだん油絵の具かアクリル絵の具を使うけれど、そういうのじゃなくて塗料を吹き付けているかもですね。アヤちゃん人形に個体差ってあるのかなとかも気になるところです。人形を作っていて人形のことよくわかっているがゆえに、わからないところが気になる感じでしたね。動物が出てくる映画を動物の専門家(トリマーとか、獣医とか)が観ると、個体差が気になって話が入ってこないって聞きますけど、気持ち、わかります。

私は、「人形には人毛が使われているので髪が伸びる」というのが好きじゃなくて。人毛が使われることはふつうなので、ことさらに怖いように言うのが好きじゃないんですよね。それから、真衣が生まれてからの人形の扱いが悪すぎて、そういうことすんなよって、そういうことするから駄目なんだっていうことを全部するよねと思いますね。雑に扱ったらいけないんですよ。お焚き上げのシーンは見ていられなくて、可哀想で。呪禁師の神田(田中哲司)が持ってきた人形を入れる木の箱、めちゃくちゃかっこよかったです。そして、人形コレクターのおじいちゃんのシーン、山ほど人形があるなかで、左下にあった大人のトルソーがすごく気になりました。

というわけでやっと観られて嬉しいです。面白かったです。瀬戸康史が「お断りします!」ってきっぱり言ったところ笑っちゃったんですが、同じ気持ちの人いますか?

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