ヒットマンズ・レクイエム/その罪を償うためには

コメディ
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ヒットマンズ・レクイエム

In Bruges/監督:マーティン・マクドナー/2008年/イギリス・アメリカ合作

U-NEXTで鑑賞。2024年10月19日の23時59分でU-NEXTから消えるとわかったことと、信用している友人が勧めてくれたので観ました。

あらすじ:殺し屋が一悶着。

ネタバレしています。注意書きはありません。

ボスであるハリー(レイフ・ファインズ)から突然、ベルギーのブルージュへ行くよう命じられた殺し屋のレイ(コリン・ファレル)とケン(ブレンダン・グリーソン)。レイはブルージュの街が気に食わないようすでずっと文句を言っています。


レイは、たまたま知り合った地元の女性クロエ(クレマンス・ポエジー)に一目惚れし、デートの約束をします。一方ケンは、ロンドンでの初仕事でミスをしたレイを始末するよう、ボスに命令されるのでした。電話でのボスのようすが非常にしつこくて良いですね、ボスはいたって真面目、というか慎重なのかな、ともかくレイの居場所や言ったことなどを細かくケンに聞くんです。あまりに事細かに聞くため、ケンが若干めんどくさくなっているのも面白かったです。腹を抱えて笑うとまではいきませんが、クスッとくるものがありました。

そう、この映画、「これは笑って良いのかな?」と思うようなジョークが多いですね。小人症で差別主義者の俳優(ジョーダン・プレンティス)が出てきたり、レイがクロエにだいぶ酷いことを言ったり(クロエはレイが言った通りの女だったけど)するの、これ、笑って良い……やつだよね……? と若干不安になりました。

レイは、自分のミスをとても気に病んでいるようで、涙を流したりもします。たとえ殺し屋だとしても、人の心があればレイのようなミスを犯したときには自分を責めるのでしょう。ケンはそれをわかっていてなお、仕事だと割り切ってレイを狙います。ふたりの間には何か、一般人では知り得ない感情のやりとりがあるように思います。それゆえ、ケンはレイに情けをかけ、説得するようなかたちで彼を逃がすのでした。ところが……。

二転三転する物語が面白く、レイがクソだと言うブルージュの街並みも美しくて(やっぱりベルギーとオランダは位置が近いからか、なんとなく街並みがアムステルダムっぽいですよね)こういう街が大好きなので観ていて楽しかったです。それから、ラストがとても良かったな、ここで終われ! と思ったところで終わったんですよね、すばらしい。これ以上描くと蛇足になるところをバツっと切るの、好きだなあ。面白かったです。

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