バーン・クルア 凶愛の家/ただひたすらに、愛しただけだった

サスペンス
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バーン・クルア 凶愛の家

Home for Rent/監督:ソーポップ・サクダービシット/2023年/タイ

マスコミ試写で鑑賞。公開は2024年11月22日です。

あらすじ:家を貸したらやばかった。

ネタバレはありません。

夫クウィンと7歳の娘インとの3人で暮らしているニンは、経済的な理由から住んでいる家を人に貸し、マンションへ引っ越すことにします。


家の借り主は、元医師のラトリーとその娘ヌッチ。初めて顔を合わせたときは感じの良い2人でしたが、いざ家を貸したら態度が一変。さらに、夫であるクウィンの行動も怪しくなっていきます。ヌッチと同じタトゥーを入れたり、毎日朝4時頃に外出しているようす。ニンはクウィンを恐れ、インを連れて逃げ出そうとするのですが……。

この映画、結構悲しかったです。クウィンがなぜヌッチと同じタトゥーを入れたのか、なぜ明け方に外出するのか、なぜ赤い表紙の本を大切にしているのか、なぜ、インに人形を与えたのか。それがわかるとき、長い人生のうちに起きる、ひとりではとうてい乗り越えられないつらい出来事が浮き彫りになるんですね。

私は、人にはなかなか他人(それが家族であっても)に言えない大きな秘密がひとつくらいはあるものだと思っています。そしてその秘密が、たったひとつのミスであったり、一瞬の判断によって起きた結果のことであった場合、「あれさえなければ、自分は今、こんなことになっていなかったかもしれない」という思いを抱きながら生きることになってしまうのではないでしょうか。実話がもとになっているそうですが、いったいどこからどこまでが実際にあった出来事なんでしょう……。

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