ビジランテ/この土地に愛がなくても

クライム
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ビジランテ

監督:入江悠/2017年/日本

U-NEXTで鑑賞。マイリストに入れっぱなしにしていたら、あと10日で配信が終わると知ったため、慌てて観ました。マイリストに入れたのは誰かから勧められたからだと思います。

あらすじ:土地を奪いたい。

ネタバレしています。注意書きはありません。

父親からの虐待に耐えきれず家出をした一郎、そのまま家に残った二郎と三郎。数十年後、二郎(鈴木浩介)は政治家、三郎(桐谷健太)はデリヘルの雇われ店長をしていました。


父親が死んだため、土地を相続しようとしていた二郎と、土地以外の財産を相続するつもりだった三郎の前に、一郎(大森南朋)が現れます。一郎に土地相続の権利があったため、二郎と三郎はどうにかして一郎から権利を譲ってもらおうとするのですが……。

二郎は、市議会議員の重鎮から巨大アウトレットモールを作るために土地の権利を得ろと言われ、三郎は、理由はわかりませんが同じように土地の権利を得ろとヤクザから言われています。

利権絡みのなにかとか、地方都市に多い都市開発にまつわるお金のなにかとか。不法移民(ではないかもしれないけれど、とにかく、日本で働いている外国人)に対する嫌悪感や差別なども描かれています。外国人差別については、失明させられた自警団の若者が出てきたときにちょっと不憫だなとは思いました。ただ、その若者が自警団に入ったときに言っていた内容が差別丸出しだったことと、さすがに復讐とはいえ放火はやり過ぎだなというところで、どちらが正しい・正しくないかをパッと決めて、正しくない方を断罪するのは私には難しいです。現住建造物等放火罪は死刑または無期もしくは5年以上の懲役、それをわかっていて「先に目をやられているのでお手柔らかに」みたいなこと言っちゃう政治家、イヤだなあ。イヤとかで済まされる問題ではないですが……。

桐谷健太については、先日『アウトレイジ ビヨンド』(2012年)で少し見かけたこともあり、この作品ではどんな感じかな? と思っていました。しんどそうなシーンばかり(冬に川に入るとか、手に刺さった箸を抜くとか、お腹を撃たれて這うとか)で、実際には俳優の身体に負担がかかっていないシーンであったとしても、しんどいことを表すだけの演技力は必要だし、うまく演じているなと思いました。auのCMのイメージが強いせいか、演技が下手な人だと思っていてすみません。

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