みんな笑え
監督:鈴木太一/2025年/日本
マスコミ試写で鑑賞。公開は2025年2月8日です。
あらすじ:冴えない二代目落語家と売れない漫才師。
※ネタバレはありません。
人気もなく面白くもない二代目落語家、太紋(野辺富三)は、認知症になった父、勘造(渡辺哲)の介護をしていました。そこへ、売れない若手漫才師の希子(辻凪子)がやってきます。
4年くらい前に、何の気なしに書いた↓がそこそこバズって、私も知らなかったことだけど、あんがい知らない人が多いんだなと思ったりしました。
落語といえば、「お後がよろしいようで」は「いい感じにオチましたね」ではなく「次の人の準備ができました」だと知ったとき結構衝撃がありました
— ナイトウミノワ (@minowa_) January 18, 2021
親子と師弟の物語で、「おあとがよろしいようで」というお決まりの文句がぴたっとはまる感じがあったのでタイトルにしました。次の者が自分の後ろに待っているという。師匠と親が、弟子と子に場を譲る感じがね。あります。
最近はめっきり行っていませんが、一時期、寄席に通っていたこともあり、出てくる芸人さんが知っている(見たことがある)人だったり、私が一番好きな噺家である十一代目桂文治師匠が出演されていたりと、楽しく観られました。笑いについての物語であるけれど、人情的な側面が強かったです。元キングオブコメディの今野浩喜も良かったなあ。
ほろっとさせるんだろうな〜となんとなく予想して観ていたら、案の定クライマックスでほろっと来ましたね。人が頑張っているようすを観て涙が出るのは、自分がそれに値することを出来ているかというと出来ていないなと思うからかもしれません。自分に出来ないことをやってのける凄さというか。お笑いって、笑われているんじゃなくて笑わせているのだから、本当にすごいことですよ。


