リモノフ/己の意志で堂々進め

伝記映画
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リモノフ

Limonov: The Ballad of Eddie/監督:キリル・セレブレニコフ/2024年/イタリア・フランス・スペイン合作

マスコミ試写で鑑賞。公開は2025年9月5日です。18禁になりそうだったところ、ぼかしをかけてR15となったそうです。

あらすじ:エドワルド・リモノフの激動の人生。

ネタバレはありません。

キリル・セレブレニコフ監督作を観たことがないので、U-NEXTにある『インフル病みのペトロフ家』(2021年)を観ておこうと思いつつ日にちが経ってしまいました。『インフル病みのペトロフ家』は時間がシャッフルされるからわかりにくいかも、と友達が言っており、『リモノフ』もそうかな? と思いながら観たところ、何年何月に起きた出来事なのかをわかりやすく文字で出してくれたので、特に混乱はありませんでしたね。

リモノフは、破天荒で直情的で自傷癖があるエキセントリックな男性で、エレナ(ヴィクトリア・ミロシュニチェンコ)に惚れていて甘い言葉をささやくけれど、いざエレナが自分以外の男と寝たとわかると暴力を振るうという、最悪な人間です。あぁ、嫌いだ。これは男女問わずですが、「怒らないから何があったのか素直に話してほしい」と言う人の、怒る率って高すぎませんか。約束は常に守られないと思いますね。

エレナの一件があってからリモノフに対して一切好意的な感情が持てず、不愉快な人物だなと思って観ていました。でも、描かれている人物が不愉快であることと映画そのものが不愉快であることはまったく別なので、不愉快さに耐えきれず途中で離脱するなんてこともなく最後まで観終わり、この感じはウディ・ハレルソン主演の『ラリー・フリント』(1996年)を観たときと似ているな〜なんて思っていました。私の思い出と私の感覚の話なので、伝わりにくいことは承知の上です。

この映画で一番おもしろくて好きなところ、「時代を駆け抜ける」と良く言いますが、本当に「時代を駆け抜ける」シーンがあって感動的でした。このシーンだけでももう、面白い映画観たなあ〜って気持ちになります。良かったです。

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