ハイテンション
Haute Tension/監督:アレクサンドル・アジャ/2003年/フランス/©2003 ALEXANDRE FILMS / EUROPACORP
試写で鑑賞。リバイバル公開は2025年6月6日です。
あらすじ:連続殺人犯に親友を連れ去られます。
※ネタバレしています。ネタバレの前には注意書きをしています。
女子大生のマリー(セシル・ドゥ・フランス)は、親友アレックス(マイウェン)の実家で勉強をすることに。深夜に家に着き眠ろうとしていたところ、謎の男が家を訪れてマリーの両親を惨殺し、アレックスを誘拐します。彼女を助けるため、男が運転するトラックの荷台に姿を潜めたマリーでしたが……。
殺人犯と主人公の距離が近く、いつバレるかハラハラしながら見守りました。ガソリンスタンドスタッフのジミーの活躍に期待し応援したものの、退場となり残念! ジミーもさぞ怖かったことでしょう。マリーが作る、角材に有刺鉄線を巻いた武器が非常に良いですね、DIY精神。
こういった映画では、電話などで外部と連絡が取れず、取れたとしても無能で(特に警察)、強い武器を手に入れて安心したと思いきや使うことができず……というのはよくあると思います。主人公と殺人者との距離感を詰めていくためには、ひとつずつ障害物(主に殺人者にとっての)を取り払っていく描写を入れていかないと、ツッコミどころとか言われちゃうんですよね。「最初から◯◯していたら死ななくて済んだのに」とおっしゃる人がいますが、私はそういう意見、まったく納得できません。だって最初から◯◯したら話にならないでしょうが! 映画にならないでしょうが! と、こんな強めに言うことでもないですが、思っちゃうんですよね……。
※以下ネタバレを含みます。
20年以上前の映画なので、別にネタバレしたとて……とも思いますが、一応分けてみました。
後半まではけっこうありがちな話なので、リバイバル上映され「エクストリームホラーの金字塔」と言われるほど人気があるのがわからなかったんですが(もちろんじゅうぶん面白いけど)、種明かしがされるあたりで、そう来たか! となりました。主人公と殺人者の距離が近い理由もわかってスッキリです。これは4大フレンチホラーと言われるのも納得です。なお私は『マーターズ』(2007年)のみ鑑賞済で、『屋敷女』(2007年)と『フロンティア』(2007年)は未見です。


