IMMACULATE 聖なる胎動
Immaculate/監督:マイケル・モーハン/2024年/アメリカ・イタリア合作/© 2024, BBP Immaculate, LLC. All rights reserved.
マスコミ試写で鑑賞。2025年7月18日(金)より新宿武蔵野館ほか全国公開。
あらすじ:処女だけど妊娠します。
※ネタバレはありません。
アメリカから、イタリアの田舎町にある修道院へやってきた修道女セシリア(シドニー・スウィーニー)は、言葉もわからぬままそこで暮らし始めます。
ある日、セシリアは妊娠していることがわかります。神に誓って処女であると泣きながら訴えるセシリアを、周囲の人びとは聖母マリアの再来ともてはやします。が、それをよく思わない人も当然いるわけです。
最初の方はけっこうジャンプスケアが多くて、でも2回目くらいで慣れるので、驚かされるのが苦手な私のような人にも面白く観られました。小物や衣装などがかわいらしく、たとえばベルトについている十字架の飾りとか、頭を赤い布で覆っている人たちなども見た目が良くて好印象です。映倫区分はGですが、血が苦手な人には少しきびしいかも? いやいや、ちょっと怖いくらいがちょうどいいときもありますよ。車が古そうな型だったので、70年代くらいの設定なのかなと思って観ていたら普通にスマホ出てきました。
私はこの映画の予習の意味で『ローズマリーの赤ちゃん』(1968年)を観ました。似た話、というか要素がだいぶ似ているところがあるなと思いましたよ。もちろん『ローズマリーの赤ちゃん』と同じ映画ではありません。
映画を観ていて、「あ、この人ぜったい今後、良いことないわ」って思うときありませんか。明確に。人の言動が一線を超え、インモラルなふるまいをしたときにその確信をもつと思うんです。この映画の登場人物も、ぜったい良いことにならないというふるまいをするので、ラストは意外でした。いや、むしろ、あれは良いことだったと言えるのかもしれません。適度に怖く、適度にかわいくて、適度にグロく、さらにランタイムが89分というコンパクトな作りでありがたかったですね。


