シェルビー・オークス
Shelby Oaks/監督:クリス・スタックマン/2024年/アメリカ
© 2024 SHELBY OAKS LLC All Rights Reserved.
マスコミ試写で鑑賞。公開は2025年12月12日です。
あらすじ:動画配信者の失踪事件。
※ネタバレはありません。
2008年。超常現象を扱う動画配信者・ライリーと仲間たちが失踪します。12年後、ライリーの姉ミアは失踪に関するインタビューを受けていました。
この映画の監督は、有名な映画評論YouTuberだそうで、200万人のフォロワーがおり、クラウドファンディングで資金を集め2日で目標額を達成したとか。
最初の15分がとても退屈なモキュメンタリーで、こんな感じの映画か……きついな……と思っていたら、ある人物が自殺した瞬間にオープニングクレジットが始まり、急に面白くなって心底驚きました。さっすがNEON、信頼できるぅ。自殺した人物は、ミアの家に突然現れた謎の男性で、「シェルビー・オークス」と書かれたビデオテープを持っていました。
そこからミアはライリーの失踪について自力で調べることにします。廃墟の遊園地と呪われた刑務所、残された刻印、子供の頃の記憶。不穏な要素たっぷりなうえ、かなりえげつないであろうと思われる嫌な感じの死体写真なども出てきて、雰囲気は抜群です。もちろん、要素としての好き嫌いはあると思います。例えばジャンプスケアなんか特にですが、それがあるだけで冷めるという人もいると思うんですよね。私もあんまりジャンプスケアが好きじゃないので、この映画での1回目のジャンプスケアのときに「あるんだ」と身構えましたが、ジャンプスケア=ただの脅かしで良くない演出、というわけではないなとも思いました。
シンプルな設定とストレスのない話運び、ドアノブをひねろうとする手が妙に怖いところ(他にもいろいろあり!)や意外なオチなど、映画をたくさん観ていれば面白い映画が撮れるというわけではないのに、やっぱりインプットの量や質が違うとアウトプットにもしっかり影響するんだなと実感した次第です。


