バッド・ジーニアス 危険な天才たち/持つ者と、持たざる者との物語

サスペンス
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち

ฉลาดเกมส์โกง /Bad Genius/監督:ナタウット・プーンピリヤ/2017年/タイ

この記事は2018年に書いたバッド・ジーニアス 危険な天才たち/カンニング大作戦! | 映画感想 * FRAGILEを修正し転載したものです。明日(2025年7月11日)、リメイク版の『BAD GENIUS バッド・ジーニアス』が公開されます。リメイク版は未見。

マスコミ試写で鑑賞。公開は2018年9月22日です。

あらすじ:女子高生がカンニングビジネスに手を染めます。

ネタバレしています。

テンポよく展開早くスリル満点。スパイ映画が好きな人にいいかも。おすすめです。

貧乏だが天才の主人公リン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)は、金持ちだがバカの友人パット(ティーラドン・スパパンピンヨー)&グレース(イッサヤー・ホースワン)にそそのかされて、カンニングをさせるかわりに大金を手にする。

持つ者、とはリンのことでもありパット(とグレース)のことでもある。リンは頭脳明晰で、パットは親の金でやりたい放題だ。持たざる者、も、リンのことでありパット(とグレース)のことである。金持ちで頭脳明晰というのがいちばん良いのだが、人生、なかなかそうもいかない。

カンニングの方法がユニークで、これは伏せておいた方が見て楽しめると思うので伏せよう。クライマックスのカンニングシーンは30分にもおよび、たいへん楽しませてくれる。コミカルなシーンとサスペンスフルなシーンが混ざっていて、そういうところも楽しい。あと、ゲロを吐くのでいい映画だと思う。

山田裕貴くんが演りそうなキャラ、とは、もうひとりの天才・バンク(チャーノン・サンティナトーンクン)のこと。顔立ちも少しだけ似ているし、役柄としても、いかにも演じそうという感じがあった。ちなみに副題『危険な天才たち』だが、天才はリンとバンクしかいない。残りはばかです。

バンクは品行方正なキャラクターとして登場するが、最終的に闇落ちしてしまう。闇落ち……と言っていいかどうか、闇落ちって言いたいだけかも。ともかく、彼は一連の出来事によって変わってしまった。この結末をどう受け止めるかは人次第、私は「それもありだな」と思った。彼には幸せになってほしい。

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