この記事は2019年に書いた福井県のメトロ劇場で映画館の裏側を見てきたよ | 映画感想 * FRAGILEを修正し転載したものです。
NHKのひとモノガタリで紹介された、福井県にあるメトロ劇場の館主さんとご縁がありまして、友人ら4人で行ってきました。1泊2日、約10年ぶりの国内旅行です。

外観。福井駅から徒歩7分くらい。

福井映画祭開催中。

ロビー。

客席。最前列と2列目にはカップルシートがあって、3人がけの席もあるという豪華さ。自由席らしいので一般料金でプレミアムシート体験ができてしまうという。

映写室。左側がフィルム用、右側がデジタル用の映写機です。びかっと光っているところがタッチパネルになっていて操作できます。

フィルム用映写機。うーんこれいいよね。


めちゃくちゃ憧れだった、映写室からスクリーンを見る。
おもしろいなーと思ったのは、映画館の客席に傾斜がかかっていると、投影された映像は台形になるんだそうです。で、映像を編集することは許可されていないため、台形にならないようトリミングするしかない。トリミングするから、画面のはしっこのはしっこまで撮ってあると、上映したときは切れちゃうんですね。館主さんが、これは映画を観ている人にはふつう伝わらないことだとおっしゃってました。たぶん、映写室とスクリーンが水平に近い試写室などだと、はしっこまで観えているはずだとのこと。観る側としては、傾斜があまりない映画館って前の人の頭がかぶっちゃうから避けがちなんだけど、このことを知ったら、傾斜がないのもまたアリかなと思ったり。そういえばGAGAの試写室ってスクリーンがやたら上の方にあるんです。席に傾斜もないしね。あれなんなんだろう、観づらいなって思ってたけど、もしかしたら映写室の窓とスクリーンをなるべく水平にして、トリミング少なくするためなのかなあ?

スクリーンのアップ。穴が空いているの、知らなかった! これはスクリーンの後ろにあるスピーカーの音でスクリーンが揺れないようにするためのもの。

ふたたび映写室。フィルムって、いくつかをつなぐじゃないですか。テープでつなぐんだけど、だんだんそこが傷んじゃうんですって。それで、傷んだところは使えないから切り取ってしまうの。だから、本来の長さから1秒くらい短くなってるときあるそうです。『ファイト・クラブ』(1999年)でタイラー・ダーデンが繋ぎ目にポルノ仕込んで遊んでましたよね。

こちらは関係者用の部屋にあった古いポスター。写真は撮りませんでしたが、館主さんのお父様がこまめに保管していた、古いチケットやチラシ、宣伝用資料なども大量にありました。『アギーレ/神の怒り』(1972年)とか『スパルタカス』(1960年)とかあったよ。もはや歴史的資料だよね。
というわけで、映画館の裏側でした。メトロ劇場さんはめちゃくちゃ濃密だな! と思いましたね。本当にありがとうございました!
おまけ:カニの値段にひるむ。回転寿司ですよ。



