#マンホール
監督:熊切和嘉/2023年/日本
TOHOシネマズ新宿 スクリーン3 I-12で鑑賞。Hey! Say! JUMPの中島裕翔くんのことは今作で初めて知りました。ツイッターで評判がよく、ネタバレを踏む前に観たほうがいいという意見が多かったのでいそいそと。
あらすじ:マンホールに落ちました。
※ネタバレはありません。
『#マンホール 』めっちゃ面白かった!! 演出はところどころダサいけど、脚本がめちゃくちゃ良くできてるし、アイドル主演のスリラー映画としてほぼ完璧なのでは? ウエット&メッシー!
— ナイトウミノワ (@minowa_) February 14, 2023
ウエット&メッシーって10年以上ぶりに言ったわね。性的嗜好のひとつで、濡れたり汚れたりしている人に性的興奮を覚えるフェチのことです。だいたいは女性が泥んこレスリングやパイ投げをやっているのを見るのが好きとかそういう感じね。中野貴雄イズムを感じるぜ。
アイデアが「マンホールに落ちる」という一点のみで、それをどう広げていくか考えたとき、まず上に上がる手段を封じますよね。当然ね。そのあとで、外に出る方法を考えていく。現代劇なのでスマホは持っている、通報すればいいけどそれが出来ない理由を作る。高いところから落ちているので怪我もするでしょう。地下は汚いし虫やネズミもいますよね。場所を特定するための情報を遮断して、主人公に何か謎めいたところを作ったら、下ごしらえが済んだという感じです。ここから本格的に料理をしていくわけですね。
『#マンホール 』ほぼ一人芝居でかなりの演技力が求められるのと、序盤からずっとずぶ濡れ泥だらけで撮影が過酷であることが容易に想像されるのが本当に良かった。SNSをよくわかっている人が書いた脚本だと思う。映画でSNSが出た時、リアリティがなくて冷めること多いけど、これはめちゃリアル!
— ナイトウミノワ (@minowa_) February 14, 2023
いやあ、SNS(特に日本の)でどうやったらバズるのかを制作側が良く知ってるなって思いましたね。この映画を褒めるために別の映画のタイトルを挙げてけなすのも良くないので具体的な作品名は伏せますが、映画にSNSがでてきたとき、「そんな適当なコンテンツでバズるわけないじゃん」って思うことも多々あるわけです。実際にSNSを使い込んでいる人が作ったわけじゃないなっていうのが見えちゃう。そうすると冷めるよね。小手先だと無理なんですよ。それが、この映画を作った人たちは本当によくSNSを観察しているなって思うんです。
『#マンホール 』少しだけ怖いシーンがあるのも、メインターゲットの女子中高生に合わせてのことだと思う。少し怖くて暗闇を恐れるくらいの方がちょうどいい時もある
— ナイトウミノワ (@minowa_) February 14, 2023
ほんのちょっと怖いのよね。ちなみにPG12です。傷口ばっちり映るからかな? 他にも要因はあるが、ネタバレにつながると良くないので伏せます。
『#マンホール 』劇中のSNSで主人公が「マン女」って言われてんのが、Twitterみたいで非常に気持ち悪くて非常によい
— ナイトウミノワ (@minowa_) February 14, 2023
女性のことを「マン」って言ったらだめです。話それるけど、男性のことを「クソオス」とか言うのもだめですよ。
『#マンホール 』SNSを「基本的にキモいもの」として扱ってて、出てくるアカウントもみんなキモいのが最高だった。今これを一生懸命ツイートしてる私も含めてキモいのだ! 公式アカウントあとで見よッと
— ナイトウミノワ (@minowa_) February 14, 2023
プロデューサーや脚本家と宣伝担当は違うので、この映画の公式ツイッターがあんまりおもしろくないことには目を瞑ります。なんだよ、そこ普通なのかよ。ともかく、これはオススメです。今年観る邦画は、この映画を基準にして点数つけていこうかなって思ったよ。繰り返しになりますが演出はダサいところもありました。でもそれを補って余りあるほどの魅力のある映画だなと思いましたね。


