トランスフォーマー/ONE
Transformers One/監督:ジョシュ・クーリー/2024年/アメリカ
Amazonプライム・ビデオで鑑賞。去年もやった企画「あなたのおすすめ映画、観てレビューします!」です。配信(Amazon Prime Video、U-NEXT)にある映画の中で、「(私の)レビューを読んでみたいな……」とみなさんが思う映画を募って、観て、感想を書くという内容です。
第4弾『トランスフォーマー/ONE』は、マウンテンサイクルさん(@roadwide)からのリクエストです。
『トランスフォーマー』シリーズは映画でしか観ておらず、『トランスフォーマー』(2007年)、『トランスフォーマー/リベンジ』(2009年)、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(2011年)、『トランスフォーマー/ロストエイジ』(2014年)、『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017年)、『バンブルビー』(2018年)を鑑賞済みです。 2011年に、なんかやたら熱量だけはある記事を書いていました。
トランスフォーマー ダークサイド・ムーン/なぜマイケル・ベイは信頼できる監督なのか | 映画感想 * FRAGILE
あらすじ:ロボット生命体が暮らす地下都市がありました。
※ネタバレしています。注意書きはありません。日本語吹替版で観ました。
いつも通り予告を観ていなかったため、本編を観てから↑を観たのですが、わりとネタバレみたいなかんじありますね。でもまあ、オプティマスプライム(声:クリス・ヘムズワース/中村悠一)とメガトロン(声:ブライアン・タイリー・ヘンリー/木村昴)が一緒に出てきた時点で、あーこれは別れの物語なんだな……というのはわかっちゃうじゃないですか、知ってるから。ただ、こんなに悲しい話だとは思っていなかったです。
何も知らない労働者のままであったなら、彼らが袂を分かつこともなかったんです。そのかわり彼らに自由はなかったし、真実を知ることもなかった。バンブルビー(声:キーガン=マイケル・キー/木村良平)は一生ゴミを分別していただろうし。バンブルビーの最初のセリフがけっこう怖くて、自分と他人の区別がついていないんですよね。それくらい、あの子はずっとあそこにいたんだなと思うと気の毒で。
オプティマスプライムとメガトロンはそれぞれに自分の正義があって、それの向かう先が違ったために別れることになってしまったわけです。なんでセンチネルプライム(声:ジョン・ハム/諏訪部順一)に直接復讐しないのかとメガトロンが憤るのもわかるし(そりゃああんなのぶっ殺してやりたいですよ)、それをやってしまったら同じ轍を踏むことになるんだと彼を抑えようとするオプティマスプライムの気持ちもわかります。私たちは彼らの気持ちを両方とも理解できてしまうから、よけいこの物語がつらいのでしょう。
どちらかというとオプティマスプライムの方に感情移入させるラストではありましたが、メガトロンの気持ちをもう少し考えると、奪われたものを奪い返して何が悪い、悪を倒して何が悪いということだろうし、それはそれでとても納得できるんです。かつての友を敵だと認識してしまう、もうお前を守らないと言うメガトロンには、私たちが伺い知れぬ悲しみがあるかもしれません。彼が今後オプティマスプライムに対して絶対的な悪のようになってしまうことが、最初からわかっていたこととはいえしんどいです。なお、私としては木村昴の闇落ちボイスが聞けて満足でした。


