犬と戦争 ウクライナで私が見たこと/失われるちいさな命と

ドキュメンタリー
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犬と戦争 ウクライナで私が見たこと

監督:山田あかね/2025年/日本

マスコミ試写で鑑賞。公開は2025年2月21日です。公式サイト(映画『犬と戦争 ウクライナで私が見たこと』|2025年2月21日(金)公開)にも書いてありますが、戦争直後の映像や危険な状況に置かれている動物の映像があります。

あらすじ:戦時下で動物を救う人たちについて。

ネタバレはありません。

ロシアによるウクライナ侵攻の直後から、動物たちがどうなったのかを描いています。

動物に関する映画で私が一番嫌いなタイトルは『僕のワンダフル・ライフ』(2017年)で、常々「犬が死んだら悲しいに決まっとるだろうが!」と言っています。だってそりゃ、犬が死んだら悲しいに決まっているのに、死んで生まれ変わってまた死んで生まれ変わって、みたいな映画、許せないですよ。

犬と戦争』がそういう、お涙頂戴みたいな映画ではないと良いなと思いながら、観ることを決め、開始30秒で涙が出ました。あまりにも悲惨で、あまりにも悲しすぎました。この映画のことは何度かXのスペースで話していて、「もし、途中でしんどくなって鑑賞をやめても責めないで欲しい」と言っていました。

ロシアによるウクライナ侵攻が始まっておよそ1ヶ月で、監督とカメラマンなどのスタッフは現地入りをしています。外務省の海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報では当時から現在までレベル4の退避勧告が発令されています。

この映画から学ぶことはとても多いし、自分の身が危険でも動物を救おうとする人たちには敬意の念しか覚えません。シェルターの犬たちが置き去りにされ、飢えて共食いをする事実や、犬をいったん繋いでおいて後で迎えに来ようとしていたと思われるようす、不発弾があるかもしれない場所で生まれる子犬たちの姿を斜に構えて観ることは出来ませんでした。ずっと泣き通しで観ましたが、この映画はお涙頂戴で撮られたものではないということは良く分かります。本当につらい映画だけれど、この映画で描かれていることは綺麗事ではないし、現実を見つめつつ希望をどこかに見出そうとしているようすをぜひ観てほしいなと思います。

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