金子差入店
監督:古川豪/2025年/日本
マスコミ試写で鑑賞。公開は2025年5月16日です。SUPRE EIGHTの丸山隆平が8年ぶりの映画主演だそうです。
あらすじ:刑務所などへの差し入れを代行しています。
※ネタバレはありません。
一家で、刑務所や拘置所への差し入れを代行する差入屋を営んでいる金子(丸山隆平)。それなりに平和な日々を過ごしていたある日、息子の幼馴染の女の子が殺されてしまい……。
差し入れ代行って本当にあるんですね、検索して一番上に出てきたサイト(留置場への差し入れ専門店|さしいれや)のトップページのバナーに「大切な人が逮捕されてしまったご家族・ご友人様へ」と書いてあって、なかなかパンチが効いているな、と、でもそういう人生もあるんだよな、などと思ったりしました。
編集がちょっとわかりにくいところがありました。例えば、幼馴染の女の子が夜になっても帰って来ないので捜索を手伝う→突然昼間になり、刑務所の待合室のようなところで高校生くらいの女の子を見ている金子のようすが映る→差入店の前を救急車が通る→河川敷で女の子の遺体が見つかる、という流れがあるんですが、時間帯が変わるのと刑務所のシーンをはさむため、捜索を続けていることがわからないんですよね。割と冒頭からこういう編集なので、慣れるのに時間がかかりました。
女の子を殺した犯人・小島高史が、どこかで観たような?? と思っていたら、特殊メイクで目元を変えた北村匠海でした。声を出すまでわからなかったです。で、金子は小島の母親から依頼されて、差し入れに行くようになるんですね。
金子はだいぶ激昂しやすいタイプでひんぱんに人を怒鳴りつけるので、観ていてつらいな〜と思うときもありました。脇を固めているのが、真木よう子、寺尾聰、岸谷五朗などで、なかなか見応えがありました。丸山隆平も別に演技が下手なわけではないので(ただ、怒るシーンが多かっただけ)、俳優陣の演技のレベルは非常に高いと思います。中でも寺尾聰と岸谷五朗はさすがだなと思いました。


