8番出口
Exit 8/監督:川村元気/2025年/日本
U-NEXTで鑑賞。原作未プレイ。
あらすじ:地下道から出られません。
※ネタバレしています。
白い壁の地下通路から出られなくなった男(二宮和也)は、「異変を見逃さないこと」「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」「8番出口から、外に出ること」というルール通りに歩きます。
この映画は判断の連続の話だと思って、そうするとものすごく疲弊するんですよね。私がじゃなくて登場人物が。そもそも「異変」とはどういうものなのかがルール上、明確ではないため、「これは異変なのだろうか」という迷いが挟まれるわけです。そして瞬時に引き返すかどうかを自分で決めて歩かないとならない。ただ長時間歩くだけでも疲弊するのに、何かおかしいところはないだろうかと張り詰めたまま進んでいたら、そりゃおじさんもキレるというものです。
ところで私はリミナルスペースが好きです。といってもTikTokで流れてくるものを見ているだけですが……。だからこの本ちょっと欲しいんですよね。
『リミナルスペース 新しい恐怖の美学』特設サイト | 動く出版社 フィルムアート社
リミナルスペース (英: Liminal Space) とは、不気味な雰囲気を醸すシュールな無人空間を指すインターネット美学の一種である。
リミナルスペースは、2019年に4chanで「The Backrooms」と呼ばれる投稿が流行したことをきっかけとしてインターネット・ミームとして人気を集めた。
2019年から流行した、というのが時期的にちょっと興味深いなと思って、それはパンデミックの直前から流行したということだからです。外出自粛要請期間があったため、街に人がいない状態を私たちは知っている。そのようすに、なんだか不気味だな、と感じたことも。これは偶然だろうと思いますが、私には特別な意味があるように思えます。


