夜鶯 ―ある洋館での殺人事件―
揚名立万 Be Somebody/監督:劉循子墨(リウ・シュンズーモー)/2021年/中国
『夜鶯 ―ある洋館での殺人事件―』2026年2月27日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
提供:メニーウェル/配給:AMGエンタテインメント © Shanghai Maoyan Pictures Co., Ltd.
公式サイト:夜鶯 ―ある洋館での殺人事件― | AMGエンタテインメント
マスコミ試写で鑑賞。2026年2月27日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。
あらすじ:謎の洋館に集結します。
※ネタバレはありません。
1940年代の上海。監督、脚本家、女優、アクション俳優、プロデューサーなど映画業界に関わる人びとが、正体不明の富豪の呼びかけによって、ある洋館に集められます。
彼らは実際に起きた猟奇殺人事件を題材に「絶対に大ヒットする映画」を撮るための秘密会議を始めます。ところが、集まった人びとの中に、本物の殺人犯が紛れ込んでいることが明らかになり……というお話です。
最初、シリーズものの2〜3作目なのかと思ったくらいに導入部分が早くて面食らいました。設定の説明がかなり削られており、これは集中力を発揮して人物の関係や役割を頭に叩き込まないとついていけないかなと一瞬思いましたが、キャラクターがそれぞれ立っているのと難解な内容でもないので、すぐにストーリーに入れて良かったです。
主人公は映画評論家から脚本家になったという設定で、常にスキットルを持ち歩きお酒を飲んでいます。ちょっと人から舐められそうな雰囲気もあるのですが、殺人犯を激詰めしていくところは迫力があってとても良かったと思います。題材が映画なのも私は好きでした。「こんな映画にするのはどうか」と予告風の映像が流れたりするのが楽しくて。既存の映画のオマージュは少なめで、『シャイニング』(1980年)しか私はわかりませんでした。ミステリー映画のオマージュはあるのかもしれません。
また、シリアスな部分とコミカルな部分のバランスもよく、最後まで楽しく観ることができました。美術もきれいだし、アクションシーンもあるし。おすすめです。


