#スージー・サーチ/秘密はいつか暴かれる

ミステリー
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#スージー・サーチ

Susie Searches/監督:ソフィー・カーグマン/2022年/アメリカ/© 2022 Susie Production Inc All Rights Reserved.

マスコミ試写で鑑賞。8月9日(金)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開。

あらすじ:バズりたい。

ネタバレはありません。

スージー(カーシー・クレモンズ)は未解決事件を取り上げるポッドキャストをやっていますが、一向にフォロワーが増えません。


そんなある日、有名YouTuberのジェシー(アレックス・ウルフ)が行方不明になったと知ったスージーは、彼を探し出そうとするのでした。

全体的に設定が似ている映画があるのですが、タイトルを書くとこの映画の展開がわかってしまいそうなので避けます(『シック・オブ・マイセルフ』(2022年)ではないです)。また、演出は部分的に、同じSNS映画である『メインストリーム』(2021年)にかなり似ていると思います。『メインストリーム』もインフルエンサーを扱っていますが、アンドリュー・ガーフィールドが配信している内容があんまりバズりそうにない内容なので冷めるんですね。『#スージー・サーチ』にもその危険はあったと思いますが、未解決事件を扱ったあたり、「それは……バズるよな……」と妙な納得感があったのが良かったです。

スージーには友達がいないという設定ですが、彼女の言動をみるに、そう言われてしまう部分があるのもわかるんですよ。人との距離が近すぎるので……。主人公らしい愛嬌はあるものの、実際に近くにいたらちょっと厄介だなと思うかもしれません。スージーの行動(彼女の心情の変化についても)は、子供っぽすぎるようにも思うんですね。子供が吐いたウソがどんどん大きくなって、そこにまたウソを重ねて、行き詰まってしまう。行き詰まっているのに、自分は冷静に動けていると勘違いしてしまう。ひとつのミスが、大きな秘密を暴く材料になるんです。

スージーが何をどうしているのかがわかるのが中盤なので、それ以降の出来事はぜんぶネタバレ扱いにして、ネタバレなしで書くと、うんこを我慢しているところでようやく「これはコメディなのだな」と気づきました。遅い。そしてこの映画、こんなひねりまくっておいて、どういう落とし所を見つけるのかなと思って観ていましたところ、なかなかグッと来るラストで良かったです。いい顔をします。カーシー・クレモンズが、じつにいい顔をします。

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