MONOS 猿と呼ばれし者たち
Monos/監督:アレハンドロ・ランデス/2019年/コロンビア・アルゼンチン・オランダ・ドイツ・スウェーデン・ウルグアイ・スイス・デンマーク
この記事は2021年に書いたMONOS 猿と呼ばれし者たち/子供版『地獄の黙示録』 | 映画感想 * FRAGILEを修正し転載したものです。
シアター・イメージフォーラム シアター2 D-8で鑑賞。
あらすじ:子供のゲリラがいました。
※ネタバレしています。注意書きはありません。
『MONOS 猿と呼ばれし者たち』あまりエンタメに振ってないので、普段ブロックバスター映画ばっかり観てる私とかは、突き放し方にびっくりしちゃうんだけど、これ観ようと思って選んだ時点で合うはずだから、観ようかなーって迷ってる人は観て
— ナイトウミノワ (@minowa_) October 31, 2021
役者の身の安全がまったく担保されていないので、本当に死ぬぞ?! というシーンがあってびっくりした。私は『地獄の黙示録』(1979年)を観ていて「誰か死んだのでは?!」と思ったのだが、『MONOS 猿と呼ばれし者たち』も、誰か死んだのではないかと思った。ちなみに、私が「人が死んだのではないかと思った3大作品」は、『地獄の黙示録』、『ヤコペッティの残酷大陸』(1971年)、『アポカリプト』(2006年)である。
『MONOS 猿と呼ばれし者たち』面白いとか面白くないとかじゃなく、合う合わないの映画だと思う。『蝿の王』に似てるらしいけど観たことないからなんとも言えないな
映像はとにかくきれい、泥だらけなんだけど綺麗なのと、温度がある感じ
ずっと濡れてる— ナイトウミノワ (@minowa_) October 31, 2021
映像表現は本当にすばらしくて、印象的なシーンがいくつもあった。雨のシーンが多く(熱帯雨林だからね)、温度と湿度を感じる。ぐっちゃぐちゃに泥だらけなのに美しいという不思議な感覚がある。
『MONOS 猿と呼ばれし者たち』誰にも寄り添わない視点で描かれるので、割と序盤でハッ?!お前??てなるし、それに対する登場人物の態度がめちゃくちゃ淡々としてるから、2度目のハッ?!?!お前?!?!が来る
— ナイトウミノワ (@minowa_) October 31, 2021
最初主人公だと思って観ていた登場人物が突然死んだのでめちゃくちゃびっくりした。そう思うと主人公らしい主人公はおらず、子供らはひとまとめにされているように思う。ここで終わったら完璧というタイミングで終わるのもよかった。牛のシーンがまためちゃくちゃびっくりした。牛殺したのかな、殺したんだよね、だってあれどう見ても作り物ではない……。人が死んだのではと思ったシーンは川のところで、どんぶらこ! ってなってて、え? マジで?! ってなった。
私は子供のことを無垢とは思っておらず、無垢がゆえに残酷になるというのもあんまりぴんとこない。無垢と言ってしまうことは、子供にいろんなものを託しすぎ、背負わせすぎなのではとも思う。子供は単純に残酷なものだ。


