プリズナーズ・オブ・ゴーストランド
Prisoners of the Ghostland/監督:園子温/2021年/アメリカ
こちらの記事は、2021年に書いたプリズナーズ・オブ・ゴーストランド/今年ぶっちぎりでワーストです | 映画感想 * FRAGILEを加筆修正して転載したものです。
TOHOシネマズ新宿 スクリーン8 I-3で鑑賞。隣の隣の男性がおおいびきをかいて寝てました。前にはおそらく高校生から大学生くらいの男子3人組がいました。
あらすじ:女を連れ戻します。
※ネタバレしています。注意書きはありません。全く褒めていませんので、褒める感想が好きな方は読まないでください。
私はここ10年くらいのニコラス・ケイジ出演作をほとんど観ていない。2010年以降の作品で観たのは『バッド・ルーテナント』(2010年公開)、『キック・アス』(2010年公開)、『デビルクエスト』(2011年公開)、『ドライブ・アングリー3D』(2011年公開)、『ハングリー・ラビット』(2012年公開)、『ゴーストライダー2』(2013年公開)、『スノーデン』(2017年公開)、『ドッグ・イート・ドッグ』(2017年公開)、『キング・ホステージ』(2017年公開)、『ヴェンジェンス』(2017年公開)、『オレの獲物はビンラディン』(2017年公開)、『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』(2018年公開)、『スパイダーマン スパイダーバース』(声)(2019年公開)、くらいのものである。ニコラス・ケイジ好きを名乗っているのにとても少ないが(というか、ニコラス・ケイジ出演作が多いのだが)、愛だけはあると思っている。
『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』寺山修司に憧れたアングラ小劇団が、お金と脚本貰って自由に撮ったらこうなったという感じなので酷評も仕方ない。50年前のアングラ界隈なら受けた。時代と客層を間違っている。ニコラス・ケイジに対する敬意も感じない。ひたすら悲しかった。酷い。
— ナイトウミノワ (@minowa_) October 10, 2021
今回、配給さんのキャンペーンでムビチケが当たったので、うきうきしながら観に行った。初日から酷評の嵐であることは知っていた。知っていたが、ニコラス・ケイジを久しぶりにシネコンのスクリーンで観られると思って(まあ私が観ていなかっただけなのだが)、園子温監督ありがとうとすら思っていた。無料で観ておいて酷評するのはどうかとも思うが、これは私の誠実さと思ってほしい。人のお金で観たからといって無理に褒めることはできない。とてもじゃないができない。
『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』園子温監督か私かどっちがニコラス・ケイジを愛してるのか対決になると思って観に行ったのだが、ニコラス・ケイジを馬鹿にしているとしか思えないシーンがいくつもあって本当に辛かった。同じ脚本でも演出が違えば違うはずなので、私が撮った方がマシです
— ナイトウミノワ (@minowa_) October 10, 2021
俺か、園子温か。そんな気持ちでいた。今回、園子温監督は脚本を書いていない。
『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』ニコラス・ケイジがまったく悪くないというか、彼は本当に、いいとこのボンなのと繊細で真面目なので、やっちゃうんですよ。これは断ってもいいんじゃないかという酷いシーンがあって、何を思ってニコラス・ケイジにそうさせたのか園子温監督に本音を聞きたい
— ナイトウミノワ (@minowa_) October 10, 2021
「これは断ってもいいんじゃないかという酷いシーン」と聞いて、映画をご覧になった方は、あれだろうか、それともこっちだろうかと悩まれるかもしれない。私が言っているのは、ふんどし一丁でもなく、ママチャリでもなく、睾丸爆破シーンである。ここについては前に座っていた男子3人組が盛大に笑っていた。その事自体は、よいなと思った。本当にくだらない、素人センスの笑い。下品で、ニコラス・ケイジに対するリスペクトもない。
『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』例えばニコラス・ケイジでなくてヒュー・ジャックマンだったら園子温監督はアレをやったのだろうか、と思うとどうかな、というかんじなので、やっぱり園子温監督はニコラス・ケイジをバカにしているんだと思います
— ナイトウミノワ (@minowa_) October 10, 2021
『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』配給さんには悪いけど、褒めるところがニコラス・ケイジが出ていることだけしかない。あと、観てれば終わるところ。
— ナイトウミノワ (@minowa_) October 10, 2021
「観てれば終わる」は私が映画に対して言うもっとも最悪な表現であることを書き留めておきたい。


