ドレッサー
The Dresser/監督:リチャード・エアー/2015年/イギリス
U-NEXTで鑑賞。10年前から観たいと言っていたのに、ずっと放置してしまいやっと観ました。そういう映画が何本もあります。1983年の『ドレッサー』は俳優をアルバート・フィニーが、付き人兼衣装係をトム・コートネイが演じています。
あらすじ:認知症の俳優と付き人がてんやわんやです。
※ネタバレしています。注意書きはありません。
1942年のイギリス。『リア王』の公演をひかえた楽屋では、認知症の俳優(アンソニー・ホプキンス)を付き人兼衣装係(イアン・マッケラン)がなんとか舞台へ上がれるように準備していました。
これはそもそもシェイクスピアの知識がないといけない映画でした。私はいっさいそこを通っていないため、なんとなく「かぎかっこがついているセリフはオマージュなんだろうな」としかわからなかったです。教養の無さがつらい。ともかく、献身的に俳優を支えているイアン・マッケランと、記憶が混濁しているときと正常なときで目つきから話し方、姿勢までまったく異なるアンソニー・ホプキンスとのやり取りが素晴らしいです。たしかふたりは今作が初共演だったかと思います。たぶんですが。アンソニー・ホプキンスはかつて『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでのガンダルフ役が検討されていました(ただ検討されていただけなのか、アンソニー・ホプキンスが断ったのかは判然としません)。ラストは悲しかったですね。


