ケナは韓国が嫌いで/私の居場所はここじゃない

人間ドラマ
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ケナは韓国が嫌いで

Because I Hate Korea/監督:チャン・ゴンジェ/2024年/韓国

マスコミ試写で鑑賞。2025年3月7日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋ほか全国公開。

あらすじ:韓国から出てニュージーランドへ行きます。

ネタバレはありません。

金融会社のIT部署で働いている28歳のケナ(コ・アソン)は、長い通勤時間も寒い冬も、長く付き合った恋人にも嫌気が差し、ひとりでニュージーランドへ移住しようとします。

28歳って、自分の人生をがらっと変えるチャンスの年なのかもしれないです。年齢でいろんなことが決まるわけじゃないと信じたいけど、現実は年齢で測られるときも多いし、30歳を過ぎると途端に動きにくくなるとも思います。ケナが韓国を出てニュージーランドへ行くことに決めた理由はいろいろで、ひとつひとつは小さなことでも積みかさなると結構な重さになるし、今とまったく違う環境に身を置きたいと思うのも、とても身近に感じます。

ニュージーランドで起きる出来事については予告などでも出ていないので、書くとネタバレかなとも思いますが、ひとつだけわかりすぎて心が痛かったことを書きます。

ケナがニュージーランドで出会ったインドネシア人の男性が、ケナに言います。「君たちはランキングを付けるのが好きだ。白人が一番上にいて、それと同じか少し下に日本人と韓国人、更に下に中国人がいて、一番下に東南アジアの人たちがいるんだろう。でも、こっちから見たらみんな一緒、アジア人だ。違いがあるとすれば、英語を話せるかどうかだけ」と。

これ、日本人も同じようにランク付けしている人が多いように感じます。SNSをやっていると特に名誉白人みたいな人が多いし、見ていてうんざりします。こんなことを書くと要らない攻撃を受けるかもしれないけど。

この先は日記ですが、ゆうべ友達とカウンター6席しかない小さい店で飲んでいて、私たちよりあとに店に入ってきた男性2人組が「韓国人だけどいいですか?」って言ったんですね。観光地化している街で外国人が多いし、そもそも韓国人だからってダメな理由はないだろと笑ってたんですが、もしかしたら何か嫌なことを言われた経験があるのかもしれないですね。お店の人は彼らが来る前に外国人観光客が多いという話をしていて、「俺は英語が話せるから外人がたくさん来ても回せる」と言っていたんです。外国人差別はしない、みたいな感じでね。でも「外人」って言うわけですよ、悪意もなにもないんだろうけど。私も面倒事を起こす気はないから何にも言わなかったけど、本当は良くないですよね。

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