We Live in Time この時を生きて/ひとつひとつの小さな幸せ

ラブロマンス
この記事は約2分で読めます。

We Live in Time この時を生きて

We Live in Time/監督:ジョン・クローリー/2024年/フランス・イギリス合作
© 2024 STUDIOCANAL SAS – CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION/配給会社:キノフィルムズ

マスコミ試写で鑑賞。2025年6月6日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。製作総指揮にベネディクト・カンバーバッチ

あらすじ:癌で余命わずかです。

ネタバレはありません。

一流シェフのアルムート(フローレンス・ピュー)と、離婚直後で意気消沈していたトビアス(アンドリュー・ガーフィールド)は、ある日、とんでもない出会い方をします。恋に落ちたふたりでしたが、アルムートに癌が見つかってしまい……。

若くして病気で亡くなる、という設定のある映画があまり好きでなく、日本で一時期乱発された「難病もの」に対する不快感を想起させるからですが、いずれ来たる死を扱うにしても、やり方次第でまったく異なってくるな、と思いました。試写の案内が来たときには、難病ものか……と思ってスルーしかけたのですが、これは観て良かったです。

アルムートとトビアスは、お互いを思いやりながらも、ときにその考え方の違いでぶつかることもあります。それは親しい人間関係においてはどんな人でも同じだとは思いますが、いずれ来たる死が最初から置かれているため、考えがぶつかるときに彼らの中にはきっといつでも、このまま別れたくはないという気持ちがあったんだと思うんですね。トビアスはかなり献身的にアルムートを支えており、アルムートが「家族との記憶が弱っていく私で終わるのが嫌だ」と言うのを理解しています。しています、というか、できるようになった、と言ったほうが正しいかもしれません。

アルムートは、残りの人生を「全部やり切ってやる」という気持ちで生きているのがとてもよくわかり、家族との時間も自分のキャリアも諦めない姿に勇気づけられる人もいるでしょう。ラブロマンスや家族の絆の物語が好きな方にはおすすめです。

タイトルとURLをコピーしました