入国審査/そんなにいろいろ聞かないで!

サスペンス
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入国審査

Upon Entry/監督:アレハンドロ・ロハス、フアン・セバスティアン・バスケス/2023年/スペイン
© 2022 ZABRISKIE FILMS SL, BASQUE FILM SERVICES SL, SYGNATIA SL, UPON ENTRY AIE

マスコミ試写で鑑賞。公開は2025年8月1日です。監督の実体験をもとにしています。

あらすじ:入国審査に引っかかります。

ネタバレはありません。

2019年。移住のためアメリカにやってきた夫婦、ディエゴ(アルベルト・アンマン)とエレナ(ブルーナ・クッシ)は入国審査で引っかかり、別室へ連れられていきます。

ディエゴとエレナは別室へ連れて行かれ、入国審査官にあれやこれやと細かく事情聴取されます。この入国審査官との面接(というか尋問)の結果により、アメリカに移住できるかどうかが決まるらしいので、大変です。ディエゴは明らかに緊張しており、何かを隠しているようす。一方でエレナはイライラしていて入国審査官に毒づいたりします。そして、たった1つの質問をきっかけに、事態はどんどん悪くなっていくのでした。

これは、信頼している相手との関係をぶち壊しかねない出来事についての物語で、愛とは何かを客観視し、信頼のもろさを辛辣な方法であぶり出し、未来についてを考え直すことすらできる、実におもしろい映画だと思います。映画が終わってエンドロールが始まる瞬間の音楽が(歌詞が)最高でした。ラストのセリフもいいし、それを言われた人たちの顔もすごくいいですね。観ているあいだ中、観客に対してストレスを与え続け場面もあんまり変わらないので、苦手だなと思う人もそりゃあいるかもしれません。私にはこの映画のラストは謎のカタルシスを得ることができてとても好きです。おすすめです。

私が最後にアメリカに行ったのは20年以上前で、そのとき入国審査でどんなことを聞かれたのかはすっかり忘れてしまいました。私はあまり色々な国に行ったことはありませんが、一番、入国審査が簡単だったのはオランダです。パスポートをちらっと見てにこにこしながら「こんにちは」と日本語で言われて終わりでした。1回、からかわれたことはありましたが別に不快でもなかったですね。先月、タイへ行ったときは、事前に用意するタイデジタル到着カードがあれば難しいこともなくスーッと入れました。ものすごく並んだけど……。

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